OO9レイアウトの製作(6)シーナリィを付けてみる。

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    さて、まずはシンプルなプランとして、シーナリィを考えるのを先にやってみます。
    地面を作ってから線路を敷いてみようというわけです。

    まずは駅前広場。
    ホームと駅舎を作り、その前にぽつぽつと店舗を並べるようにしたいと思います。


    まあ、こんな感じですかね。
    踏切で線路を跨いで、その先にも家を置き、軒先を掠めて走る風景を再現してみたいところ。ただし、車輌限界を広くしたいので、そんなにギリギリにはしません。

    左下のコーナーとは風景を分けたいので、家の裏側には立ち木を並べます。
    集落のまわりを林で仕切るのは、よくある風景なので、不自然にならないような感じで風景が分断できれば良いかと思います。

    そうなれば、思い切って左下は切り欠き、崖を作って木橋でも並べましょうか。



    これで、左側のイメージは大体纏まりました。

    問題は右側ですね。これ、難しいな。工場でも設置しますかねえ。
    少し考えを纏めてみたいと思います。

    <つづく>

    OO9レイアウトの製作(5)レイアウトプランを研究する(その2)

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      栂森さんから魅力的なプラン集をご教授いただいて、見たくてウズウズしているのですが、とりあえず自前で頑張ります。まあ、実際の施工はもう少し先になりますので、暖める時間はあるでしょう。

      さて、前回のプランは魅力的ですが、右側のシーナリィ作成に苦労しそうです。あと、ありがちなプランなのが、ちょっと面白くありません。

      ※前回終了時のプランA


      リバースは運転の面白さが見込めるのですが、リバースの恩恵に与れるのが片側通行のみという欠点があります。
      すなわち、このプランの場合、時計回りで走行している列車は上下どちらのポイントからでもリバースに入って方向転換できますが、反時計回りで走行してしまうとリバースに入れなくなります。

      これを回避するには、反時計回りで侵入できる下側の延長部分の先に、にもうひとつリバースを置くことですが、そこは第二次工程になってしまいます。

      ※プランAダッシュ


      色々考えた末、今回は、あっさりとリバースを辞めて、駅への分岐は単純な終端としました。この方がホームの有効長も稼げますし、終端側にアンカプラーを設置しておけば、自動で機回しも出来ます。(カプラーの問題は別途考えねばなりませんが)ただし、このプランだと駅への侵入は、反時計回りに限られます。

      ※プランB


      そこで、デルタ線を設けることで、両方向から駅へ侵入するプランを考えました。これならば、駅で機回しして、時計回りにも反時計回りにも行けます。

      ※プランC


      しかし、このプランの欠点は、デルタ線左側のポイントがカーブポイントとなってしまい、自作を余儀なくされるという点です。横幅900というのは、意外と長そうで短いなという思いがしました。

      左側のメインラインをS字にしないで直線化し、そこにN用の大型ポイントを配置して分岐し、緩やかなカーブでデルタ線を作るという案もありますが、そうなるとデルタ地帯が大きくなってしまい、シーナリィに苦労しそうです。

      ここでふと、レイアウト作成のバイブルのひとつ、レイアウトモデリングの摂津鉄道の製作記を思い出しました。

      「プランは出来るだけシンプルなほうが、飽きが来ずに楽しめる。」ということです。

      したがって、とりあえず暫定的にシンプルなプランBを最低限のプランとして決定しておき、シーナリィを考えつつ、再度プランニングすることで落ち着きました。

      さて、次はシーナリィの概要を決めます。


      <つづく>

      OO9レイアウトの製作(4)レイアウトプランを研究する(その1)

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        さて、900×800というサイズにレイアウトをデザインしていきます。
        スクエアに近いベースなので、割と変化に富んだデザインが可能だと思います。

        まず、ベーシックに楕円を描いてみます。



        カーブは240Rを基本とし、左側はS字にくねらせてみました。
        右側の上下にポイントを設置して分岐、延長できるようにしています。これは、将来的な拡張を考えてのことです。

        このデザインの場合、4方向から違った眺めを作ることが出来ますが、レイアウト中心部のシーナリィ表現が難しくなります。

        もうひとつのデザインは、エンドレスを上部にまとめ、そこから引込み線を下に向かって出し、駅とヤードを配置するものです。



        このデザインのほうが纏まりやすいのですが、手前に駅を設置してしまうと、奥のエンドレスのシーナリィ作りが難しくなります。山を置き、図の上半分を隠して中に隠しヤードなどを置くのも手ですが、今回はトンネルを作らない方針なので、これは却下。また、今回は駅前のストラクチャーなども作りたいので、このレイアウトでは難しくなってしまいます。

        やはり最初に考えたベーシックな楕円のほうが良さそうです。

        さて、この楕円のレイアウトに駅を設置してみましょう。

        当初は直線部にポイントを入れて渡り線を作ろうと思いましたが、最小半径を240R前後で作ってしまうと、直線部分の長さが不足してしまい、駅を作ることが出来ません。



        そこで、メインラインから分岐を作り、斜めに線路を配置して駅を作ることを考えました。
        この分岐線のためのカーブは140Rになってしまい、当初の方針からずれてしまいましたが、レイアウトデザイン上やむをえないので、駅への侵入は小型車輌のみ、という事で割り切ろうと思います。
        図面の上側にももうひとつポイントを儲けて逆向きに接続すれば、リバースが着きます。



        この案は中々よさげですが、シーナリィを考えたとき、図面の右下部分の造形に頭を悩ませそうです。また、駅からの引き込み線の先には車庫を置くとなると、右上のデザインも多少不自然さが伴って来ます。上側のポイントが2本続く部分もちょっと不自然ですね。エンドレスでレイアウトを組む以上、多少は目を瞑らねばなりませんが、それにしても不満が残りますので、もう少し考えてみましょう。

        <つづく>

        OO9レイアウトの製作(3)レイアウトプラン作成ツールを選ぶ

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          さて、今日からレイアウトプランを考えていきたいと思います。
          少しくどいくらいになりますが、よろしくお付き合いください。

          まずは、プランの検討です。以前は紙に書いていましたが、最近はパソコンのツールが色々出ているので、これを使ってみることにしたいと思います。

          有償ソフトとしては、TOMIXから出ている鉄道模型レイアウターFというのがありましたが、当然のようにTOMIXの線路しかありませんので、これは対象にしません。

          次に、最も汎用的に使われている、JW−CADのレイアウト用パーツを検討してみました。でも、今までCADソフトを使ったことがないので、もう少し簡単なもののほうが良いかなと思いました。

          そこで見つけたのが、トレイン・トレインのRAILROADERというソフトです。

          http://traintrain.jp/software

          フリーソフトですが、トレイン・トレインへの会員登録が必要です。既に開発は終了しているみたいですが、Windows8.1にも問題なくインストールできました。

          このソフトの良いところは、デフォルトでかなりたくさんのレールパーツが準備されていることです。TOMIX、KATOはHOとN、メルクリンHOとZ、ロコHO、カツミ・エンドウのHOが標準で用意されていました。
          そのほか、マイレールという形式で、自分でデータを入力してレールを作ることが出来るので、データにないPECOや篠原のレールを作ることが出来ます。

          インストールしたら、生成されるrailroaderフォルダの中の、rroder.exeをクリックして起動します。ここで認証情報を聞いてくるので、登録したメールアドレスとパスワードを入力します。
          ※起動時ごとに認証問い合わせを行うようなので、オフラインでは使えないかもしれません。



          まず最初にデフォルトのレールパーツを選択します。今回は、TOMIXのN用を選んでみました。



          次に、ツールタブ→レイアウトサイズ設定で、レイアウトのサイズを決めます。今回は900×800という数字を入力します。



          レールの敷き方には少しコツがあり、まず、使うレールを選択した上で、起点となるポイントをクリックすると、そこにレールが表示されます。右クリックで角度や方向が変わるので、敷きたい方向に合わせて左クリックするとレールが敷けます。
          同じレールをつなぐ場合には、つなぐ方向の端にマウスをあわせると、次のレールが出てくるのでCADなどよりかなり簡単にプランが作成できます。



          間違った場合には、レール中央の○をクリックしてから右クリックすると、サブウィンドウが出てくるので、削除を選択すれば消えます。



          ちょっとくどい説明になりましたが、馴れるとかなり便利にプランが作れるので、これはお勧めです。(トレイン・トレインの回し者ではありませんので念のため)

          馴れるまで少し時間を要しますので、適当なプランを敷いて練習しました。
          さて、いよいよレイアウトプランの研究に入ります。まだ研究かよ!というツッコミは無しの方向で。くどいくらいに引っ張りますよ(笑)。

          <つづく>

          OO9レイアウトの製作(2) コンセプトを考える

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            さて、今回与えられたレイアウトサイズは900×800です。
            標準的なHOナローのレイアウトより少し大きめでしょうか。

            ここに、どんなレイアウトを作るのかを考えていきます。

            初心に戻る、という意味で、スケールは1/76とし、OO9のレイアウトを作ることにしました。日本では珍しいと思います。

            1/76をメインスケールに据えて、大きいほうは1/72、小さいほうは1/80までを許容範囲とします。このため、現在の日本における9mmナローの主力である、1/87は排除することになりました。昨今、ヤフオクなども含めて昔買った1/87のキットなどを放出していたのはこのためです。

            日本型1/76の製品などありませんので、車両はほぼ自作となります。英国製のキットなどを利用することはあるでしょう。あと、元々オーバースケールであるという意味で、エガーバーンとそのレプリカを使うことにしました。


            ※今回のレイアウトの主役、OO9の車両とエガーバーン(レプリカ含む)

            当初、第一次世界大戦の戦場模型を具現化することを考えており、このレイアウトもそれに沿ったものを作っていこうかと思いましたが、それでは車両などにかなりの縛りが出来てしまいます。飽きないものを作りたい、という意味では、やはり味噌汁軽便的な世界を構築するのが一番良さそうです。

            但し、漫然とした味噌汁軽便にするのは面白くないので、あるコンセプトを加えることにしました。

            ひとつの方法としては、現実に存在した軽便鉄道の具現化があります。尾小屋風、沼尻風、頸城風などが代表的ですが、それらは実感的である反面、走らせる車両がその鉄道のものに限定されてしまい、意外と窮屈な感じがしてしまいます。従って、実際の軽便鉄道のミニチュア化という事は考えないことにしました。

            別の考え方としては、年代だけを決めるという方法があります。現在、多くの軽便レイアウトが設定している年代は、昭和40年代の軽便末期ではないかと思います。我々世代でも、何とかその最後に間に合っていますので、その時代を再現するのはノスタルジック的な意味合いも含めて、共有しやすいという意味もあるのでしょう。
            しかし一方で、軽便鉄道の最盛期であった大正から昭和初期を再現しているようなレイアウトには殆どお目に掛かれません。この時期を想定してレイアウトを作るのも一興かと思われます。
            但し、自分が生きていなかった時代の風景の再現なので、考証などが面倒なのと、やはり車両に制約が出てしまいます。昭和初期なのにHゴムのついた車両は走らせられません。従って、これも却下。結局は昭和中期という事で落ち着きました。

            次に、季節を決めるという方法があります。多くの優秀なレイアウトは、ちゃんとした季節感を盛り込んでいます。これは重要なことですね。

            色々悩んだ末に、最終的に決定したコンセプトは、年代を昭和30年代から40年代に絞った日本型とし、ある一つのテーマを盛り込むことにしました。そのテーマについては、今はまだ語る時ではありません。ちょっと秘密にしておきたいと思います。

            また、季節の設定は、少し悩ましいのですが、暫定的に初夏としておきたいと思います。
            さて、これで全体的な構想は纏まりました。これを1/76スケールで作るにあたって、もうひとつ決めておくことがあります。すなわち、規格です。

            今回作るレイアウトは1/76としますが、以前から作ってある車両や、これから作ろうと考えている車両の中には、このレイアウトのコンセプトから外れるものもあります。しかし、それらも共存して走らせられるようにしなければ面白くありません。
            そこで、少し緩めの規格を考えることにしました。

            ・メインラインは240R程度を最少半径とする。

            これは、大型車両でも入線可能とするものです。特に今後、軽便電車関係を作っていきたいので、140R以下の急カーブでは走行不可能になる可能性があるからです。もっとも、レイアウト自体は電化しません。電車を走らせるときは脳内架線を張ることにしましょう。

            ・勾配を付けない。

            DMCのモジュールづくりに参加して気が付いたことですが、レールは敢えてフラットに敷くことで走行性能を確保し、地形のほうをダイナミックにデザインすることで、レイアウトに変化を持たせるほうが、より合理的で実感的なものが作れるという事です。
            勾配を付けてしまうと、それが制約になって上手く走らなかったり、一部の連結器ではそのギャップが自動解放の原因になってしまったりします。また、レイアウトのメンテナンスにも時間が掛かるので、勾配を付けることのメリットをあまり感じません。
            思い切ってそれは無くして、線路をフラットにした上で、シーナリィのほうを凸凹にすると、意外と見た目にも面白く本格的なものが出来るんだという事を知りました。
            上下方向への展開は、例えば外周エンドレスと内周エンドレスを作り、内周側を高く設置することでも回避できます。
            今回は、この路線で行こうと思います。

            ・トンネルを付けない。

            トンネルや切通しは、車両限界に影響してきます。電車を走らせようとすると、トンネルポータルをかなり高めに作らなければなりませんが、非電化を想定した場合にそれは実感的でなくなります。従って、メインラインにはトンネルを作らず、車両限界も広めに設定しておきます。

            これらのコンセプトをまとめたうえで、いよいよレイアウトプランの設計に掛かりたいと思います。

            <つづく>



            OO9レイアウトの製作(1) 用地の確保

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              2007年にナロー転向を決意してから早8年。いい加減にレイアウト制作に着手しないと、あっという間に定年です。昨年、父が亡くなったこともあって、出来る時にやっておかないと後々後悔することになると思い、意を決して今年から目標であった固定式レイアウト制作を行っていくことにしました。

              まずは用地の問題です。

              固定式あるいは分割式レイアウトを制作するにあたって、一番の問題は、どこに収納するかです。
              自分専用のレイアウトルームが確保できるような人は、ごく一部の恵まれたかただけというのが、今の日本の家庭事情かと思います。

              そういった意味もふくめて、ナローゲージをやっている大きな理由のひとつが、レイアウト制作が他のスケールやゲージより比較的楽という点にあります。

              その昔、独身時代に作りかけていた16番のレイアウトは、6畳間の壁面いっぱいを使ったものでした。主力は旧型国電だったので、割と短い編成ものが多かったのですが、それでも80系6連などを走らせると、手狭な感じがしたものです。
              その前に、定尺べニア1枚を使って作った小型レイアウトは、往年の中村汪介氏の小型レイアウトのプランを真似たものでしたが、Bタンクが牽く12m級の小型客車2両編成が精一杯で、とてもスケールモデルなどは走らせられませんでした。

              16番などのスタンダードゲージをやっていると、やはり一度はブルートレインのフル編成みたいなものを作って走らせたいという欲求に駆られるものですが、それを固定式レイアウトの上で実現するのは相当な用地が必要です。例えば20m級15両編成は、直線距離にして、1/80でも3.75メートルになってしまいます。これでは六畳間フルサイズでレイアウトを作っても、全列車を直線に収めきれません。

              一方、Nゲージに於いても似たようなもので、確かにスペースは16番よりはるかに小さなスペースで済みますが、くだんの20m級15両編成は、直線で2m必要になりますので、定尺べニア1枚では足りません。

              その点、ナローでは、どんなに長い編成でもたかが知れていますから、小さなスペースでも満足できるものが作れます。

              今回確保したスペースは押入れの下半分になります。900×800というサイズ。押入れとしては奥行が800あり、少し広めです。



              今は、ここに収納ボックスが2個収まっています。左側にはレイアウト制作用の砂利とかプラスターなど。右側には以前作ったB4サイズのパイクが収まっています。左側の収納ボックスは、レイアウトが完成すれば空きますので、そこに車両やパワーパックを収納するようにしたいと思っています。

              この上に、900×800の固定式レイアウトを拵えてしまおうというわけです。

              実は、このスペースは以前から用意してあったのですが、ガラクタの整理が進まず、デッドスペースになっていました。昨年末、断捨離を行って大半のガラクタを処分し、ようやくこれだけのスペースが出来たというわけです。この程度のスペースならば、普通のサラリーマンの方々でも何とかなるんじゃないでしょうか。


              さて、用地が確保できたので、まずはレイアウトプランを練ってみましょうか。その前に、コンセプトを決める必要がありますね。

              <つづく>




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