軽便讃歌宗第15回軽便祭

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    どうもブログでは大変ご無沙汰(以下略)

    今年は消費増税のおかげで上半期は全く模型が出来ませんでした。
    それもやっと今日でおしまい。今年は、あと3ヶ月しか残っていませんが、少しは模型に触れるようになると良いんですが。

    で、下期のスタートと言えば毎年10月第1週に実施している軽便祭。今年は9月末になりました。消費増税直前ですけど、ここまで来ちゃえばジタバタしても始まらない。仕事は部下に任せて軽便祭に参加してきました。

    ***

    初日は恒例の「軽便賛歌」
    もう10回目です。述べ20名のかたに発表して貰ったわけですが、もうネタ切れかと思いきや、話したい人が山ほど居るのだとか(笑)
    お亡くなりになる前に、高齢のかたから順番に登壇して頂いたほうが良いかもしれませんね。(いや、冗談ではなく)

    さて、今回のトップバッターは三宅俊彦氏。「列車名変遷大事典」「時刻表大研究」の著者です。
    ご自身と軽便鉄道とのつながりを語って頂きました。
    釜石の機関車たちの写真が良かったですねえ。私は、ああいう武骨なタイプが好きなんです。
    あと、どこか忘れましたけど、ナベトロを10両近く牽引していたDLの見事な写真も印象的でした。

    後半の絵ハガキコレクションの紹介も素晴らしいものがありました。見た事のない写真の連続。特に九州の軌道の絵ハガキが素晴らしかった。

    続いては、阿部敏幸氏。言うまでもない、エコーモデルの店主さんです。
    ご自分の鉄道経歴を語られていましたが、何と!天賞堂の下請けをやっていたフクシマ模型(天賞堂制作部練馬支部)でアルバイトをされていたんだそうです。

    模型店開業に至るまでのエピソードも、いちいち頷くものがありました。「お客様を大事にする」「商品在庫を切らさない」がモットーと仰っていました。エコーは我が家から遠いので、1度しか行った事が無いのですが、こんな模型店が近所にある人は羨ましいです。

    写真は頸城、尾小屋、台湾と、TMSの阿部さんの記事を読んでナローを知った我々世代には懐かしく、また素晴らしい写真が多かったです。カメラはマミヤプレスを3台使われていて、さすが中判カメラの写真はアップにも耐える解像度と質感でした。サブロクの叡電、北丹鉄道の写真も良かったですねえ。

    私が勝手に師と仰ぐモデラーは、故ジョン・アレン、和久田恵一さん、そして阿部さんなのですが、そのうち二人の講演が聴けたというのはとても嬉しい事でした。事務局の方々に感謝するばかりです。

    ***

    講演会の後は、出展者を集めて恒例の前夜祭。今回はいつものお店ではなく中華料理店だったのですが、紹興酒を飲んだのがマズかった。量はセーブしたつもりですが、結構酔っぱらってしまいました。おかげで翌日は大遅刻。

    ***

    さて、軽便祭当日の模様を簡単にご紹介します。まずはモデラー編。



    我らがクリッターズクラブの展示は「珊瑚大集合」。先日亡くなられた珊瑚模型店店主の小林さんを偲んで珊瑚模型店製のナロー製品を大集合。で、これに出そうと思っていた車両を全て持ってくるのを忘れました(笑)参加資格なし!

    クリクラブースでは、例によって大御所から若手までたくさんのかたの作品を展示しました。若手が増えて活気づいてきたのは良い傾向ですね。しかし中間層が少ないなー。30代から40代くらいのメンバーが少ないのです。この世代はみんなNゲージャーですかね。

    お隣の四頓倶楽部+1では、家元さんの新作パイク2つと、ないねんさんの新作パイク。いずれも立山砂防がモチーフです。家元さんの滝の表現が秀逸でした。





    ないねんさんのコルク素材を上手く利用した崖の表現も見事です。



    そのほか、蛇窪さんのパイクと菅さんのヒラバル。菅さんのヒラバルは人気がありましたねえ。

    反対側には近寄りがたい(笑)、病モデに叱られるコーナー。



    昨年はレポートゼロだったそうなので、今年はウチがレポートします。「真鍮パイプは薄く切ると割れちゃう。外側に向かって圧力が掛かってる」「0.2ドリルは折れやすい。ボール盤やピンバイスはダメ。折れるのは削る時より置くとき」「チェーンはすぐに緩んでしまうので難しい。焼き入れしたいが、そこまでやる事でもないし」
    等々、何言ってるんだか良く分からないような会話の連続でした(笑)

    栂森鉄道さんは、会場で駅舎を作っちゃうという暴挙に。見事完成したのが凄い。



    久々の登場は、むかし下津井の磯野さん。今回の新作は何と、列車が通過すると跳ねあがり、接近すると閉まる跳ね上げ鉄橋。これは見ていて楽しかったですね。構造が知りたいな。



    ギミックと言えば、今回初参加の鉄模研究室。踏切と腕木信号機を自動的に動かすアイデアをご披露されていました。踏切は活用してみたいですね。ま、ナローにはあんまり遮断器付き踏切は無いんですけど。



    桐蔭学園の鉄研さんたちの出展が気になりましたが、準備不足だったのでしょうか?アイデアは悪くないのですが、もう少し見せる工夫が欲しかったですね。

    今回は過去最高のお客様の入りという事で、他のブースを見ている時間があまりなかったのが残念です。

    全体的にはサウンドが当たり前っていう傾向になってきた感があります。やっぱり音が出ると違いますよね。でも、駿遠倶楽部さんの「蛍の光」(サヨナラ列車の再現?)には、何度か「ええっ?もう終わりだっけ?」って思ってしまいました(苦笑)

    ***

    物販出店の個人的目玉は猫屋線。



    トロリーを予想していたのが見事的中しましたが、まさかの福島交通!



    馬面電車だと思っていたのですが、花巻は、どう頑張っても花巻にしかならないほど個性が強いので見送ったようです。



    動力は東芝電機用。パンタは名鉄用の流用との事。オーバーハングが長いので、カプラーを新造していますが、これが秀逸。今までのようなダミーではなく、ちゃんと連結できます。アーノルトタイプは捨てちゃうだけだし、ダミーの朝顔も使わないので、今回の、ちゃんと連結出来るカプラーは良いですね。出来れば、こういうのを安定供給して欲しいところですが。

    レイアウトはシェフの仙北が出来上がっていました。雄大な仙北鉄道のイメージを良く表現出来ていたと思います。



    さて、物販では、昨年とは大きく違う事がありました。NGJメンバーの多くが出展者として参加することになったのです。模型の丸屋、IORI工房、かんきゅう舎、レイルクラシック、浜頓模型部などなど、多くは3Dプリントやレザーカットが中心ですが、こういった新しいデバイスがガレージキットメーカーの敷居を低くしているように思います。

    これは某氏とも話をしたんですが、モデラーには2種類あって、他人と同じものを作りたくないタイプとそうでないタイプが居るようです。私はどちらかと言えば他人と同じ物は作りたくないタイプなので、自分の作品のキット化みたいな事は考えられません。どっちが良いとか悪いとかいう事ではなく、要はメーカー素養があるか、無いかの違いだと思っています。私にはメーカー素養は無いですね。

    そんなわけで、たくさん刺激を頂いた軽便祭になりました。

    戦利品は南軽出版局の本だけ。アルモデルのモーターカーにも心惹かれるものがあったんですが、みんなと同じ物は作らない主義なので。あれも個性がありすぎて、改造ネタには向かないですね。ラジエターだけ欲しいです(笑)

    同じ理由で、記念エッチング板も未購入。ここ数年買ってません。特に今年のは作れそうにないし(笑)

    さて、今年は過去最高の入場者、867名となったそうです。事務局の皆様、大変お疲れ様でした。また来年も宜しくお願いします。






    コメント
    軽便祭お疲れ様でした。
    実は、かんきゅう舎は今回はコピー誌及び中古品(これは本来飾りのはずでした)だけでした。
    オリジナルパーツとか、やってみたいですね。
    • ものぐさ太郎α
    • 2019/10/02 7:42 AM
    #ものぐさ太郎αさん、

    お疲れ様でした!
    混んでいたので、そっちのほうには伺えず失礼しました。

    オリジナルパーツ良いですね。
    もし、私がパーツ供給するとしたら、あまり他の人が作らないようなものを作ってみたいです。
    • 雀坊。
    • 2019/10/02 9:15 AM
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