猫屋線貨物列車の改造(1)

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    さて、今年は柄にもなく新年から飛ばしまくっております。だいたい、途中で息切れして長期冬眠に入っちゃったりするわけですが(苦笑)

    ウチでは、塗装はまとめて行いますので、幾つか車両をまとめて作ってから、塗装日和の日を選んで一気に塗装という流れが一般的です。今日まで、銚子デキ3風、羽後交通キハ風、ロータリー機関車と作って来ました。塗装するには、あと2〜3両作りたいところです。

    ところで、ロータリー機関車のベースとなった猫屋線の貨物列車セットには、ボギー貨車が2両付いてくるのですが、これらを改造してみたいと思います。

    まずば分解。ここまでバラバラに出来ます。



    今回は、ボギー貨車2両→二軸貨車3両という、欲張りな改造にチャレンジすることにしました。
    貴重なアーチバー台車が2セット手に入るのも魅力的ですw

    まずは、分解した側板をカットしていきます。写真の黄色いラインの所をカットしていくのですが、切りしろが勿体ないので、カッターナイフを使い、丁寧にカットしていきました。まずは、ホワフの両サイド。真ん中のドアを中心にして、そのまま二軸のワが作れるようにカットします。

    カットした両端を張り合わせて、こいつはトフの車掌室に化かしましょう。
    ここで、今回の素材がABS樹脂なのに気が付きました。ABSなので、プラ用接着剤では接着できません。改造するかたはご注意のほど。私は瞬間接着剤で組み立てました。

    ホトのほうも、両端をカットします。真ん中を二軸のトにして、カットした両端を、ホワフの車掌室に貼り合わせると、トフの側面が出来るという塩梅です。

    ホワフとホトでは、車両の幅が若干違いますので、ホワフのほうに合わせる事にして、トフの車掌室にはホワフの妻板をそのまま流用し、無蓋車側の両端はプラ板で作りました。

    貼り合わせる前に、全体的にカッターナイフで切れ目を入れて、つなぎ目の誤魔化し兼、木目表現を行います。

    屋根板も、新しく作り直しました。



    残った「ワ」の側板は、新しく妻板を作って箱にして、屋根をカットして取り付ければOKですが、これは次回の工作となります。

    「ト」は、切り出した側面と、ホトの妻板を合わせるのですが、幅を詰めてあります。かなり短い車体になりますので、ベースの車体幅では、ちょっと広すぎて不格好な感じになると思います。



    床板は、ホトのものを、幅を詰めて使います。残った床板は、同様にトフの床板にも使用しました。
    床板もカッターナイフで筋を入れて木目表現してあります。

    下回りは簡単に、古いトミーナインスケールのプラ貨車とかKATOの二軸貨車から適当なものを選んであります。二段リンクなんですが、台枠を隠すようにすれば、さほど気になりません。
    車体が軽いので、ウエイトは必須です。トのほうはかなり短いので、下回りをカットして長さを詰めるなどの加工を行っています。

    カプラーは当社標準のKATOカプラー。一応、問題なく103Rは通過できます。エガー2号機に合わせてみると、良く似合います。これは出来過ぎの感もありますね。



    妻板製作用のプラ板の在庫が切れてしまったので、「ワ」は次回に回しましょう。

    ***

    二軸貨車用のジャンクパーツを漁っていたときに、乗工社の木曾酒井C−4型DLのキットが出てきました。2000年代に、投げ売り状態の安いヤツを買ったと記憶していますが、中に入っていたPUが古いもの(西南海さんのページによれば、木曾酒井の発売は95年5月)だったので、作る気を失くして放置していたものです。私はPU動力とは本当に相性が悪くて、半ばトラウマとなっていました(苦笑)。

    後年、軽便祭でのクリクラによる「PU祭」の時、手練れの皆さんが作った、スルスルと良く走るPU動力を目の当たりにして、技術の差を感じずにはいられませんでしたが、2018年の現在では、だれが作っても良く走るものでないと、興味が沸きません。

    PU動力は、フレームが樹脂製なので割れやすく(特に注油をすると爪が割れます)、モーターから中間ギヤ3個で前軸に電動する仕組みなので、バランス調整などに問題があり、初心者が上手く走るように作るには、かなりハードルが高かったのです。後年、IMONさんによって改良され、ギヤの修正と、IMONモーターへの換装を行う事で、比較的よく走るようになったと聞いていますが、それでも現在の最新鋭動力機構を比べると、かなり見劣りしてしまいます。

    特に、いわゆる「クラフト動力」が登場してから、スローの利く小型動力が比較的簡単に手に入るようになり、PUの役目は終わったようにも思います。

    それはさておき、折角見つけた酒井です。1/87ですが明らかにオーバースケールで、猫屋線にも合うかもしれないと思い、上回りだけを利用することにしました。

    エッチング板を切った貼ったするだけですが、動力に手持ちのアルパワーを利用したので、その部分の欠き取りを行う必要がありました。



    瞬間接着剤でも組み立てられますが、真鍮製の骨格部分は、やはりハンダ付けしないと不安です。これも小加工して完成させて、一気に塗装することにしましょう。





     


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