大和を作る(2) 省略の美学

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    偉そうなタイトルですが、まあ無視して頂いて。

    1/700の戦艦大和を作っています。
    今回は、完成を第一目標にしていますので、極めてシンプルかつ、プリミティブに制作します。
    昨今のウォーターラインシリーズの模型は、やたらにエッチング板などを使って超細密に作るのが流行っていますが、そもそもこのスケールはたくさん作って連合艦隊コレクションを楽しむもの。凝り過ぎて完成しないのでは本末転倒です(島風の件で、激しく反省中)。

    他の模型、特に鉄道模型がそうですが、Nゲージなのに超絶な細密度で凄い車両を作るかたがたくさんいらっしゃいます。ナローなんかもそうです。でも、超精密模型って、すごいなとは思いますが、それ以上のものがない。
    どんなに細密に作ったところで本物には敵わない。より一歩でも本物らしくしようという考えも素晴らしいとは思いますが、私はその方向には行きたくありません。

    その昔、模型は如何に省略しつつ、本物らしくするかという点に重点が置かれていました。だからこそ、作り手のセンスが物凄く問われたのですね。すごく省略しているけど、実物の雰囲気をうまく捉えている作品がたくさんありました。

    現在では、ディテールに拘るあまり、全体像がぼやけて全然似ていなかったり、鉄道模型で言えば、実物の構造に拘るあまり、走行性能を犠牲にしてしまったりという事が、自作製品よりも完成品やキットのほうに顕著な気がします。

    ディテールアップは各人の個性に任せて、ベースモデルを提供する、という考え方のメーカーがあまり多くないのがとても残念です。

    省略の美学とタイトルしましたが、そこが一番難しくてセンスを問われるんですね。そういう模型を作りたいものですが、なかなか上手くいきません。

    **

    戯言はさておき。



    大和艦橋部です。ほとんど素組。ウォッシングとドライブラシでウェザリング中ですが、1/700だと加減が難しいですねえ。デッキはタンで塗ったあと、いつもの通りアースカラー系でメリハリを付けました。



    マストは真鍮線での作り直しも考えましたが、時間が惜しいのでこれもキットのまま。やっぱりちょっと太いかなあ?



    前部は銀でドライブラシをかけて鎖の立体感を表現してみました。今回は随所に艶を出しています。水っぽい感じのつもりなんですが、はてさて効果はあるのかな?

    忙しい中、少しずつ作っていますので、今月中には納品できるかなー。

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