【1/700艦これ】島風を作る(2)まずは資料を集めるべし。 

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     つーわけで、いよいよ工作に着手、、しません。

     「おっそ〜いい(島風ボイス)」と某姐さんに罵倒されましたが、まだ走ってませんからね。走り出したら速いですよ(そうか?) 

     その前に、どの時期の模型を再現すべきか、なんていう事を考えてみたりします。

     戦艦っていうのは時期によって、かなり装備品が異なっていたりします。モノによっては戦艦だったものを空母に改造しちゃったり、それなりに大改装を受けるわけですね。キットは、そういう部分も加味して、モデル化した年代を意識して作られています。島風の場合、昭和19年後半の武装強化時のスタイルでモデル化されていますが、これを竣工時のものにしたりすることも出来るわけです。

     今回は、基本的にはその手の改造はしません。基本的にキットのスタイルのままにして、ディテールアップしていくことにしました。こういう事は、ポリシーとして最初にきちんと決めておかないと、あとであれこれ悩むことになりかねません。

     艦船模型の場合、素組ならまだしも、ディテールアップしようとすると色々な資料が必要となってきます。ただ、あんまり資料集めに熱中してしまうと、そちらが主になって、模型が完成しなくなってしまうので、程ほどにしておきたいと思います。

     昨今ではネットという強い味方があります。まず、資料を買う前に、ネットの作例を探してみましょう。いずれも劣らぬ素晴らしい作品ばかりなので、今回の工作の参考にさせて頂きました。

     まずは、こちら。「建艦日報」さん。
     http://seniria.blog95.fc2.com/blog-entry-153.html

     光硬化型パテを使って縞鋼鈑のモールドを自作するという凄いテクニックを披露されていますが、それ以外の部分でもかなり参考になります。

     つづいてこちら。「ブリキ缶建造記」さん。
     http://ddminekaze.exblog.jp/i3/

     あっさりめの表現ながら、きちんとポイントを抑えた工作に共感が持てます。

     そのほか、オークションに出品されているかたの作例なども出ていますが、これは割愛。あとは各自探してみてください。

     書籍はねえ。島風は資料が少ないんで、あんまりいい本出てないんですよねえ。
     学研の「陽炎型駆逐艦」に島風の資料があります。この本は色々な意味で参考になりますが、既に絶版なのが惜しい。ただし、Amazonでも古本が買えるようです。
     細かい部分のディテールとなると、現時点で一番参考になるのが、軍艦メカ 日本の駆逐艦(丸編集部)でしょうか。

    軍艦メカ 日本の駆逐艦
    「丸」編集部
    4769815271


     島風に関しても、艦橋を筆頭に艦尾の爆雷装備の姿や魚雷発射管まわりの装備が平面図で描かれていて、なかなか参考になります。竣工時と最終時の作り分けをしたい時などにも便利です。3千円と、ちょっと高い本ですが、今後も駆逐艦のプラモを作りたいのなら、持っておいて損はない一冊でしょう。

     さて、随分前置きが長すぎました。そろそろ工作を始めましょうか。

     最初に、問題の艦底をどうするか決めました。熟考の末、オリジナルのダイキャスト船底を使うことにします。まあ、接着するのは最後になりますので、とりあえず放置したまま進めます。

     船体を見て、何だかのっぺりしているなあ、と思った貴方は正解です。リノリウム甲板の止め具も、縞鋼鈑もモールドされていません。縞鋼鈑のモールド再現には、市販の網目板を貼るという手がありますが、これは結構ハードルが高い。
     建艦日報さんの光硬化パテで作る縞鋼鈑にはかなり惹かれるものがありましたが、今回は簡単に済ませたいので、ごく単純に、カッターナイフで斜めの筋彫りを入れて誤魔化すことにしました。(どうやっても縞鋼鈑には見えないのですが、雰囲気重視です)



     個人的感覚として、1/700の戦艦にモールドされている縞鋼鈑って、物凄くスケールオーバーなんじゃないかと思うんですね。実際、そこそこ目が粗いようではありますが、それにしてもそんなに粗いのかな?と思うくらいの印象があります。だから、ヤスリ状に筋目を入れるだけで、何となく縞鋼鈑のようなイメージになるんじゃないかと思ったりしたんですが、全然縞鋼鈑には見えませんねえ(ガックリ)。

     艦首に物凄い「ヒケ」がありましたので、パテで埋めるついでに、舷窓の数が竣工時の状態になっているそうなので、余分な窓もパテで埋めてしまいます。
     錨の表現があっさりしすぎているので、削り落とし、アンカーセレス(錨を収めるくぼみ)を彫ります。



     これは作業中の写真。ヒケは目一杯パテを盛っておかないと、乾燥したときにパテが痩せますので、こんもり盛って放置。処理は明日以降の作業になります。
     舷外電路はキレイにモールドされていますので、出来ればこれはこのまま残したいんですが、ちょっと間違えると削り落としそうです。削っちゃったら削っちゃったで何とかなるんですけど、さて、どうしますかね。

     この時点で、ダイキャスト艦底と嵌め合わせてみます。ダイキャストのほうが歪んでいることがありますので、ガラス板などの上で水平になっているのを確認してください。歪んでいたら、手でゆっくりと曲げて補正します。これが面倒だったら、プラ板で作りなおしたほうがいいでしょう。



     船体と合わせてみると、船尾が浮きました。これだけ船体側が反っているという事になります。まだ艦底は接着しませんので、このままにしておきます。

     今日はこのくらいにしておきましょうか。毎日少しずつ作れるといいなあ。

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