趣味の入門書(その4)「たのしい鉄道模型」

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    小学5年生くらいになったとき、鉄道模型を始めようと思って、天賞堂に行って買ったのがTMS特集号の「たのしい鉄道模型」。再版の、小田急NSEが表紙になっているほうの本である。



    冒頭に電車や機関車の各部品の説明、車両の構造と電極の向き、ポイントの切り替え方式、はんだ付けの技法なんかの基本説明が簡便に書いてあり、これが大変役に立った。



    ウインドシル、ヘッダーなどの言葉は、この図で覚えた。床下機器に関しては、TMS300号の床下機器買い物帖がとても参考になった。あれは今でもバイブルのひとつだ。



    組み立て式お座敷レイアウト「明昌鉄道」の話から、ストラクチャー制作記事、パワーパック制作記事、コントロールボード制作記事、レールサウンドシステム、ペーパー電車製作法、石炭の積み方、天賞堂Cタンクを1C1に加工する、やさしい4−4−0の作り方など、多岐に渡った記事がとても充実していた。

    パワーパック制作記事は、容器に食パンケースを使っている。昔は買って来たパンをこういうプラスチックのケースに入れて保管していたものだが、これも絶滅したねえ。これが作りたくて食パンケースを買ってくれとねだった記憶がある。



    「ただいま電車制作中」「近鉄タイプ制作談」は、井上順二氏によるペーパー電車制作記事だが、これは本当に参考になった。データが古く、使っている紙が白マニラ紙で、近所の画材屋で聞いてみたところ、そんな紙は扱っておらず、工作につかうならこれのほうが良いと薦められたのがケント紙だった。以来、ペーパー車両はケント紙派である。

    今更なのだが、白マニラ紙ってのは、いわゆる白ボール紙だったのではないかと思う。マニラボール紙って言うしね。



    「4−4−0を作る」は、スクラッチで蒸気機関車を作っちゃおうという、とても初心者向けとは思えない記事であったが、いつかはこういうのを作りたいと思っていたものだ。

    最初に買ったものは、あまりにも読み過ぎて表紙が外れてボロボロになってしまい、TMSを処分するときにまとめて引き取って貰ったのだが、最近、思う所あって買い直したところ、収録内容に差があることに気が付いた。

    最初に私が買った時の版(第6版くらいと思われる)では、第三次オメガセントラル、安楽マニア、ホラ800、トフの記事は無く、EF57の制作記事が入っていた。NSEが表紙ではない旧版には、黄色い紙の鉄道模型入門が入っていない。

    ところが、最近購入した第5版は、その折衷本で、黄色い紙の鉄道模型入門が付加されているものの、内容は旧版のままで、EF57の制作記事が入っていない。これは新発見である。



    安楽マニアの記事が何故落とされたのか分からないが、これが残っていたら私の模型ライフは間違いなく軽便一直線だったに違いない(苦笑)、ま、遅かれ早かれその道には突入していたわけだが。

    流石に現代の視点から見ると、内容は古臭いが、入門書としては十分すぎるボリュームを感じる。こういう本を沢山出版して欲しいものだと思う。


    趣味の入門書(その3)「世界の機関車」

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      鉄道入門書の3冊目は、秋田書店の世界の機関車。



      国鉄制式蒸機の他、各国の機関車の写真がたくさん載っていて、お気に入りの本だった。



      中でも気に入っていたのがこの機関車。
      ペンシルベニア鉄道のS−1。3BB3という軸配置が珍しく、しかも流線形。物凄くカッコいいアールデコ調のデザインが大好きだった。のちに、コダックバンタムみたいなカメラを好んで集めていたことがあるのだが、間違いなくこの機関車の影響(笑)。



      この本では、各種の変形機関車もたくさん掲載されており、マレーを筆頭に、シェイ、フェアリーなどの変形機もこの本で覚えたものだった。というか、他にこういう本が無かったんだね。

       

      ユニオンパシフィックのビッグボーイも大のお気に入り。まあ、この頃から関節式とか変形機好みなのであった。後年、HOスケールの模型を買おうと思ったら、あまりにも巨大なので諦めたという経緯があったりする。

      秋田書店の、「世界の・・・」シリーズはお気に入りで、このほかに、「世界の戦車」「世界の戦闘機」「世界の軍艦」「世界の怪獣」「世界のレーサー」なんかを持っていた。
      同じシリーズで、「写真で見る連合艦隊」というのがあって、ウォーターラインシリーズの発売も重なり、一時期は軍艦マニアになったものであった。

      このあたりの秋田書店のムック本は、比較的流通量が多く、かなり長期間重版されているので、そのうち買い直したいと思っている。

      さて、私の鉄道入門書を3冊ほど紹介してきたが、これ以外にも鉄道の絵本や雑誌のようなものを持っていた記憶がある。残念ながら書名を覚えておらず、断片的な記憶しかないので紹介できないのだが、昭和40年代の趣味本といえば、まだまだこんなものであった。秋田書店のシリーズが唯一の入門書であり、それ以外は大人向けの専門書しか無かったように思う。

      さて、最後に私の鉄道模型のバイブルを紹介したいと思うが、その話はまた明日。


      趣味の入門書(その2)「Little Red Caboose」

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        2冊目の入門書は、何故か洋物で、「Little Red Caboose」という本だ。



        絵本であるが洋物なので、内容は勿論英語である。当然読めないので絵だけ楽しんでいた。絵本なので、文字が読めなくても何となく話の内容がわかる。親もそんなに英語が得意な世代ではないので、読んで貰うことは出来なかった。
        ただ、私が洋ものの鉄道、特にアメリカ型に抵抗が無いのは、この本と「世界の機関車」のおかげかもしれない。

        これも、いつのまにか無くなってしまったので、最近買い直した。昔、親しんだ絵本を手に入れるのは、独特の思いがある。

        中学生くらいになって、英語の辞書を買って貰ったので、この本を翻訳してみた。
        以下のようなあらすじになる。

        ***

        貨物列車の先頭には黒い機関車がいる。続いてボックスカー、タンク車、石炭車などが続く。そして最後には赤い小さなカブースが連なっている。

        ボックスカーやタンク車の並びは時々変わるが、カブースはいつも最後に繋がっている。




        子供たちは貨物列車が来ると手を振る。ボックスカーにも手を振る。タンク車や石炭車にも手を振る。

        でも、最後のカブースが通過するころには、みんないなくなっている。カブースには誰も手を振ってくれない。機関車になったり、貨車になれればみんな手を振ってくれるのに、自分には手を振ってくれない。機関車になりたいなあ、と、カブースは思う。

        ある時、貨物列車が長くて高い山道を登っていた。あまりにも長くて急なので、スリップして登れなくなってしまう。段々スピードが遅くなっていく。



        最後尾で必死にブレーキをかけ、列車が滑り落ちるのを食い止めていたのは、赤い小さなカブースであった。列車は何とか滑り落ちていくのを食い止められた。

        その時、下から黒い機関車2両がやってきた。カブースに繋がって、下から列車を押していく。それを見ていた森の動物たちがみんな拍手をした。

        やっと平らな道に出ると、みんなが手を振っている。今度は、カブースにも手を振ってくれている。

        赤いカブースは、今日も列車の最後に繋がっている。

        ***

        という物語である。かなり有名な絵本らしく、歌も作られているそうだ。

        この本のおかげで緩急車好きになったと言っても過言ではない。日本の緩急車、車掌車は、他の貨車同様黒く味気ないもので、カブースの赤い車体と屋根上のキューポラに憧れた。
        国鉄末期にヨ8000という、カブースっぽい外観の車掌車が登場し、これはとても好きな貨車のひとつであった。

        そういえば、突然思い出したのだけれど、幼稚園から小学校に上がる頃、我が家には鉄道模型があった。ディーゼル機関車と貨車2両とカブースで、この模型と一緒にこの絵本を買って貰ったのではないかと思う。おそらくクリスマスプレゼントか誕生日プレゼントであろう。

        今にして思えば、TTゲージくらいの大きさだったと思われる。レールはプラ製で、機関車に動力が仕込まれていたはずだ。鉄道模型というよりは、鉄道トイに近いものだと思うのだが、これがプラレールを除けば、我が家に始めて来た鉄道模型ではないかと思う。例によってガンガン走らせて壊してしまい、機関車と貨車は、そのままどこかへ行ってしまったが、カブースだけは大切に保存していた記憶がある。

        この日記を書くまですっかり忘れていた。良い事を思い出した。


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        ところで、前回の日記で、東海道線をよく見ていたという話を書いたが、当時撮影した写真が出て来たので貼っておこうと思う。オリンパスペンで小学生時代に撮影したものなので、写真の出来は問わないように。



        EF65 500番台牽引の特急富士。勿論20系客車である。撮影場所は東海道線の辻堂駅、茅ケ崎寄りの踏切からだと思われる。
        横に映っているプレハブ家屋の辺りは、現在自転車屋になっている。
        その奥に、松下電器の電池工場(下請けかもしれない)があり、小学校の頃に見学に行ったりしたのだが、とっくに無くなっている。今は跨線橋が出来ているので見る影もない。

         


        趣味の入門書(その1)「きかんしゃ やえもん」

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          twitterで、趣味の入門書についての話題があったので、しばらくそれに関する話を書いていこうと思う。

          極めて個人的な話になるが、子供を対象とした入門書のようなものは殆ど読んだことが無い。総花的な「のりもの図鑑」みたいなものを持っていた記憶があるが、とても入門書とは言えない。
          子供向けの趣味に関する入門書が刊行され始めたのは70年代中頃からのような気がする。それ以前は、趣味の入門書のようなものは少なく、大抵が絵本だったのではないかと思う。

          私が最初に買った鉄道本は、「きかんしゃ やえもん」である。1959年刊で、今でも売っているから凄い。絵本は息の長い本が多いんだね。



          現代の視点で見れば、「きかんしゃトーマス」のパクリであることは一目瞭然だ。だが、著者は阿川弘之氏で、挿絵は岡部冬彦氏という本格的なもの。

          中身は、老朽化した機関車のやえもんが、新型の電気機関車にバカにされ、頭にきて煙をまき散らしながら走っていたら、沿線火事を引き起こしてしまい、スクラップにされることになってしまう。その時、交通博物館の職員の眼にとまり、博物館で保存されることになったという物語。

          モチーフは1号機関車とのことだが、挿絵を見ると鉄道作業局A8タイプである。

          これが最初の本だった。出てくるのは、やえもんの他にお供の客車。レールバスの一郎と花子(最近買い直した本では、花子ではなく「はるこ」になっている。私の勘違いか、訂正が入ったのか)、そして憎たらしい電気機関車たちであるが、ヤードにはDD12のようなディーゼル機関車も垣間見える。DD12は茅ケ崎機関区で休車状態で保管されていて、よく見に行っていたので親近感を持った。



          ただ、この絵本のおかげで、幼少期はEH10が嫌いであった(苦笑)。憎たらしい顔してるよね(笑)



          当時は東海道線の辻堂駅沿線に住んでおり、就学前は母親や祖母に連れられて、辻堂駅の東側にあった大きな踏切(踏切員がいて、手動で踏切板を下げるタイプのもの)で、飽きもせずに電車を眺めていたそうである。

          その時代の東海道線といえば、111系の他は80系と153系の普通列車が中心。勿論、非冷房の時代である。寝台列車は一番遅い上りが8時台のあさかぜ、その後11時くらいに下りの寝台急行桜島高千穂が来て、日中は157系の急行伊豆が格上げで特急あまぎとなり、準急の153系が急行に格上げとなって、東海、伊豆、おくいずといったあたりが日中何本も走っていた。夕方には下りの寝台特急さくら、みずほが通った。はやぶさは18時台だったので、ほとんど見た記憶がない。

          貨物列車牽引の電気機関車はEF10、13、15、18、60、65、66、EH10と豊富に存在した。EF61も見た記憶がある。特にEF10は、EF53のようなリベット車体の初期型、丸い鋼製車体の中期型、角ばった後期型とバリエーションが豊富で、一番好きな機関車だった。
          辻堂駅で運転停車する貨物列車があり、それをじっくり見ることが多かった。

          たまにやってくるEF18は、前輪が2個でデッキが長く、とても恰好が良かった。これがEF58の最初の姿だと知ったのは、プラモデルの説明書きだったように思う。

          EF66はコンテナ列車専用のイメージがあり、これがブルートレインを牽引したらカッコいいのになあ、と思っていたものであった。貨車はコンテナ列車の他は、ほとんどが2軸の黒貨車で、とび色のワム80000は、まだ少数派であった。有蓋緩急車がことのほか好きで、ワフ21000が一番好きだった。

          客車列車の白眉は、午前中に南下するEF58牽引の桜島高千穂で、3両目に繋がっている小さい窓がたくさん並んでいる客車(スハ44)が大好きだった。昔から渋好みなのであった。

          日中、茅ケ崎機関区から来るDD13が、辻堂駅前の関東特殊鋼業に出入りしていたのだが、おぼろげながらC12がいたのも記憶にある。しかし、その関東特殊の構内に軽便機関車がゴロゴロしていたというのは全く知らなかった。残念無念。

          DD13は、そのうちDE10に置き換わり、時々DE11なんていう変わり者もやって来ていた。騒音対策で下回りにカバーが付いていて、一目で気が付いたものだが、それは随分後になってからの話だ。

          今にして思えば、さすが東海道本線というラインナップである。新幹線開業前は、ここに151系の特急こだまが走っていたのかと思うとワクワクしたものだった。残念ながら、その記憶は残っていない。

          茅ケ崎には相模線の気動車たちがおり、主力はキハ10と16、キハ30、35であった。ごく短期間、キハ20が入ってきたこともあった。この頃、茅ケ崎機関区には休車中のDD12が6両くらい放置してあって、これの写真はたくさん撮ったのを覚えている。写真を撮っていたら、職員がやってきて、怒られるかと思ったらDD13の運転台に乗せて貰ったということもあった。おおらかな時代であった。茅ケ崎機関区にはターンテーブルが残っており、救援車のスエ38というダブルルーフ3軸ボギー客車などもあった。

          これらの知識は全て実車を見て覚えたものである。急行の名前などは時刻表で覚えた。
          車輌分類記号は、交通博物館で購入した小冊子で覚えた。表紙に167系の頭が載っている薄っぺらい本であった。いわゆるコホナオスマカみたいな記号の名称とその分類である。これは一生懸命覚えたもんだった。

          その程度の情報量でも、上記のような車両形式とかを覚えるのに、本や雑誌は必要としていなかったように思う。ひとつだけ、子供向けの乗り物図鑑のようなものに、東北本線の急行「みやぎの」の食堂車の話が載っていて、それには憧れたものだ。食堂車に対する憧れは、おそらくここから来ていると思う。何の本かさっぱり忘れてしまったのが残念である。

          ただ、我々の時代は、こんなもんだけでも、充分何とかなっていたのだ。

          今は情報過多の時代で、何でも入門書が無いとダメみたいな風潮があるが、そんなことは無いと思うなあ。たった1冊の絵本だけでも十分満足できていたのだから。

          鉄道エロ本考古学

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            ウチのブログでアクセスが多い日記に「鉄道エロ本収集趣味」というページがあります。まあ、エロ本とかでアクセスしてくる人が多いだけなんですが。
            まさか第2回があるとは思っても居ませんでした。

            可愛らしい女子高生が3人で、どこかの線路を歩いています。
            さて、ここはどこでしょう?



            そんなん分るわけないやん!と思ったあなたは甘い!!
            ここは、北海道小樽に存在した手宮線です。

            この位置を特定するための経緯がこちら「【解決】撮影地はなんと北海道の小樽!【驚天動地】」にまとめられていますので、興味のあるかたは是非ご覧ください。

            バスマニアの人による、後のバスの特定からの流れが素晴らしいです。私も多少の協力をさせて頂きましたが、圧巻だったのは航空写真での特定ですね。青い屋根の家と赤い屋根の家の位置関係を見ても、決定的証拠と思われます。

            これは、ミリタリーモデラーのなぢさんがまとめていらっしゃるのですが、その後の撮影日と撮影時間の特定なども素晴らしい仕事で、モデラーとして実物検証をされている方なりのこだわりが感じられます。

            その中でもうひとつ、こんな写真が公開されています。
            さて、ここはどこでしょう?



            私なりに検証してみました。

            まず、このモデル「小川恵子」さんがロケに行ったと思われる場所が、現在3カ所特定されています。ひとつは上記の小樽。前回紹介した写真に写っていた富士急。そして、別の写真から特定されている日光周辺。この3カ所から絞ってみました。

            鉄道クラスタ的に見た時、まず跨線橋の形に目が行くのではないでしょうか。このような形の跨線橋は比較的少ないと思います。開放型なので、北海道ではないでしょう。
            ここでまず、小樽が候補から消えます。

            国鉄ではあまり見かけない跨線橋スタイルという事で、富士急が候補に挙がって来ました。さて、富士急にある跨線橋というと、唯一、禾生(かせい)駅にあるのみです。しかし、画像を検索してみると、似ても似つかぬ姿でした。しかもかなり特徴的なスタイルです。
            35年前なので、架け替えられている可能性も否定できませんから、これは当時の写真を漁るしかないでしょうね。

            さて、富士急の検証は諦め、最後の候補地である日光周辺を調べてみます。
            まずは東武日光線ですが、ここには25駅もあり、しかもここ20年くらいでかなり改装されていますので、後回しにして、JR日光線から調べてみましょう。日光線は中間駅5駅です。
            宇都宮から行きます。鶴田駅。島式ホームなのと、跨線橋の形が違いますね。
            鹿沼駅。これも跨線橋が違います。しかし、ホームの構造が似ています。三段ブロック積みですね。よく見ると、これは大谷石ではないでしょうか?やはりこのあたりの駅なんでしょうかね。

            さて、続くは文挟(ふばさみ)駅。おおっ、この跨線橋!ビンゴじゃないでしょうか?



            興奮を抑えて確証してみましょう。



            まず、跨線橋写真での比較。
            跨線橋の特徴的なリブが一致しています。この形状は比較的珍しいので、確度は高いと思います。次に、階段裏のトタンで仕切られた小さな建物。これはトイレですね。トイレ前に立てられている目隠しでしょう。後側の壁のデザインも同じです。そして、その前にある手摺の存在。警戒色から単色に変更されていますが、ほぼ同じと思って良いでしょう。大谷石3段積みのホームも同じです。



            別の写真を見てみます。
            後がピンボケなので難しいですが、2つの信号機の位置、背後の景色も同じように思えます。ほぼ確定と思って良いのではないでしょうか?



            反論をひとつ上げてみましょう。この写真には架線が写っていません。非電化路線ではないのか?



            跨線橋の上から撮影しているはずです。この位置から撮った場合、架線はフレームに収まりません。従って、非電化路線とは確定出来ないし、架線を写さずに撮影可能と思います。

            出来れば同じ位置の写真が欲しいですね。他のかたからも、動画検証で文挟ではないかという話が出ているようです。これは是非現地で確認したいですねえ。

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            このように、古い写真から、その撮影場所を推理するのがこんなに楽しい作業だとは思いませんでした。まさに考古学と言えるでしょう。これは、往年のアイドルの写真集なんかにも適用できますね。でも、アイドルの写真集では、こんなに熱中して調べないと思います。我々を突き動かす衝動は、それがビニ本の、エロではない写真だからだと思います。

            もうひとつ、ビニ本の、エロではない流しカットなのに、写真のクオリティがかなり高いというのも、こういった調査をさせる原動力なのではないかと思います。

            さて、もう一枚、鉄道には絡んでいませんが、私が発見した撮影地をご紹介して、〆たいと思います。ほぼ同じ位置から撮った写真です。これは当たりですね。



             

            機械化! 小松崎茂の超兵器図解!!

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              凄い本を手に入れました。
              プラモデルのパッケージアート等でおなじみ小松崎茂氏の超兵器図解集です。

              機械化という雑誌は「昭和15年」に、科学技術と国防教育を推進するために刊行された雑誌で、戦術とそれを支える兵器や産業技術の解説を中心に、基礎的な工業技術の説明や欧米諸国の軍事、科学、工業の説明といった教科書的な記事(wikipedelaより)が掲載されていたそうです。

              小松崎氏は、主として空想の超兵器を、筆圧の強いいつもの図柄で描いているんですが、これが素晴らしい。とても戦時中とは思えない発想の素晴らしさには驚嘆します。

              戦車を4台つなげて、その上に飛行甲板を載せて直協機を飛ばす「陸上空母」。
              ほとんどドイツのアラドAr234なんだけど、こんな機密事項に近い絵を書いて良いのかっていうくらい凄い出来の「ロケット爆撃機」。
              飛行機の先端に小型戦車を仕込んで、着陸したら戦車部分を切り離して走る「飛行戦車機」。

              などなど、言葉だけでもワクワクしてくる凄いトンデモ兵器が満載です。
              幾つかは模型化してみたい題材もありました。規制の多いであろう戦時下で、これだけ夢のある兵器を書くなんて流石は小松崎茂先生。素晴らしいです。

              お弟子さんたちのリメイクの絵やコメントも素晴らしいものばかり。

              少し高い本ですけど、これは買いだ!!


              機械化 小松崎茂の超兵器図解 (アーキテクト刊 モダンメカニクス・シリーズ)
              スタジオ・ハードデラックス
              4593320011
               

              【マンガ】カレチ最終巻

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                 週刊モーニングで連載されていた鉄道マンガ、カレチ5巻(最終巻)が発売になりました。
                 TMSでも優秀なレイアウトを発表されていたモデラーでもある、池田邦彦氏の作品です。

                 昭和期の国鉄北陸本線で働いていた列車長(カレチ)を題材にした物語で、話は遂に昭和50年代後半、すなわち国鉄の分割民営化に進んでいきます。

                 どちらかといえば人情モノのストーリーが多かったカレチですが、この最終巻だけは趣を変え、お涙頂戴ではなくハードなストーリー構成になっています。


                 **以下、ネタバレにつき、ご注意下さい**


                 職務に忠実だった主人公荻野は、助役補佐に昇格して、国鉄解体に伴うリストラ推進の最前線に立たされます。安西チーフのリストラに際し、いつか再び車掌長に戻すと約束しながらも、安西の事故死で敵わず。安西さんは、荻野の結婚に一役買った重要人物なので、この人を殺してしまうのはどうかなと思いました。国鉄民営化の象徴のひとつとして描かれているとは思うのですが、あまりにも悲しすぎる。

                 国鉄末期に、職員が立ち食いそば屋の店員をしたり、退職前提で雑務をしている姿は良く見かけたものですが、その仕事に誇りを持って従事していた人は少なかったように思います。JRになり、運転士や車掌に復職できた人もごく僅かにはいたようですが、殆どがそのまま退職、国鉄は大リストラを敢行し、民営化されたわけですが、合理化によって失われたものも少なくありませんでした。

                 感傷的に国鉄がなくなるという話にとどめず、多くの問題を浮き彫りにしてそれを形にしたという点では、良く描いたと思うところも多々あり、作品としての魅力は今までの巻より倍増しているようにも思われます。それでも、最終的に、荻野はJRに残らず退職するのですが、それで良かったのだろうかと思わざるを得ません。荻野にはJRに残って、国鉄魂を見せ続けて欲しかったなあ。

                 それと、個人的には第5巻には志織さんの出番が少なくて、それが不満だったりもしますが、全5巻、非常に良いマンガですので、是非ご一読下さい。

                 

                カレチ(5) (モーニングKC)
                池田 邦彦
                4063872343

                鉄道エロ本収集趣味

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                   今日のブログは18禁です。小学生とか高校生は読んじゃダメですよ!!

                   それはさておき、某氏のコレクションをtwitterで拝見して、唸ってしまった。「鉄道が背景になっているエロ本」である。その写真が実に素晴らしいのであった。

                   まずは1枚目のサンプルをご覧頂こう。



                   明らかに昭和60年代風の女子高校生。もちろん似非女子高生であるわけだが、この写真で見る限り、当時のエロ本似非女子高生の中でもわりとイケてるほうではないだろうか。その背景に走っているデンシャは富士急だ。富士急だが出自は小田急だ。小田急の1900形、ABF車と呼ばれた車両である。これは良い写真であるが、少し出来すぎ感が無いわけでもない。

                   で、ここからこの子がどうなっていくのは知らないけど、叙情的だよねえ。こういうのは現代のエロ本(ほぼ絶滅状態と思われるが)には見られないこだわりだよな。

                   続いてもう一枚。



                   こちらはグッと昭和趣味。女の子のレベルもそれなりで、それが返ってエロっぽさを醸し出しているのである。※と、思ったら上の写真の女性と同じなんだそうです。芸名「小川恵子」、初期ビニ本の伝説的モデルなんだとか!!

                   服を着ているほうがエロいという事を、最近の直接的感性しか持ち合わせていない人たちは、もう少し良く知るべきだ。想像力が働かないから、ダビデ像にパンツを穿かせろなどというエロいことを公衆の面前で平気で喋っちゃったりするわけだ。ああ恥ずかしい。

                   ところで、こちらの背景に写っているデンシャは東武だ。元国鉄63系の譲渡車7300系(で、いいのかな?東武は良く分からん)である。1984年に全廃されているそうなので、この写真はそれ以前に撮影されてるんだなあ。このお姉さんは20代前半と思われるので、要するに俺と同世代なのかもしれない。

                   こういう写真の掲載されている本を集めてみたいなという欲求に駆られるわけだが、こういう本の収集は、かなりハードルが高いのだろうか。この手の写真は、雑誌の最初のほうか最後のページくらいに載っていそうだから、エロ本みて、裸のページを見ないで選ぶってのも、傍から見たら随分おかしな人に見えそうだよな。


                  一円電車と明延鉱山

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                     JTBキャンブックスから久々にナロー本が出ました。すみません、JTBと勘違いしていました。神戸新聞出版センターです。いつもの岡本憲之氏の本ですが、これが素晴らしい。 

                     明延鉱山の歴史や車両、路線図などをここまで纏めたものは初めてでしょう。正直、私も鉱山鉄道の実情にはあまり詳しくないので、これは新たなバイブルになると言ってもいい纏まりっぷりです。  

                     個人的にはニチユの10t電機の組み立て図にびっくり。動輪でけえ!まともに模型化するのはちょっと難しそう。カラー写真もあり、制作意欲を引き立てられます。

                      また、神新軌道や生野鉱山などの情報も含まれ、小さいながら車両の図面などもあり、模型化資料として使うのにも充分です。
                     
                     ここのところ、DMCの今後に関して、個人的に悩んでいたのですが、少し明かりが見えてきたような気がします。トロッコ好きには勿論ですが、他の軽便好きな方々にもお勧めの一冊でしょう。

                     一円電車と明延鉱山―ヤマのトロッコ鉄道物語
                    岡本 憲之


                    鉄道模型デジタルモデリング

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                        ネコ・パブリッシングから表題の本が発売されました。
                       パソコンを使って、ステッカーやデカールを作ろうという本です。
                       今までこういう技術の詳細は、なかなか紹介されにくいものでしたので、これを機会に挑戦してみたいという方には良いかもしれませんね。

                       模型をやっていて、写真も齧っている人は少なくないと思いますので、Photoshopを使ったことのある人は多いと思いますが、Illustratorを使いこなせる人は少ないんじゃないでしょうか?ナンバーや車体表記など、細かい文字は圧倒的にイラストレーターが勝ります。私鉄のロゴマークなども、イラレで作ったほうがより綺麗なものに仕上がります。
                       少し高いソフトですが、本格的にデカール作りをするのなら、ひとつ買っておいて損のないソフトだと言えるでしょう。

                       また、ナローガレージの築野さんによる、3Dモデリングの紹介記事も載っています。立体造型に興味のある方も、是非ご一読を!


                       

                      鉄道模型デジタルモデリング (NEKO MOOK 1847)
                      根本 貴史
                      4777013472

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                      • 猫屋線妄想改造(その4)フリーランス編
                        栂森
                      • 猫屋線を動力化してみよう。
                        雀坊。
                      • 猫屋線を動力化してみよう。
                        カワイ

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