【1/80 9mm】客車を作る(3) 尾小屋のハフっぽい何か。

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    ご無沙汰しておりました。
    地獄の消費税対応を終え、まだまだ残課題はあるものの、漸く人並みな生活に戻ってきました。

    そんなわけで、早速模型工作を再開します。

    ネタは1月半ばから放置していた例の「国鉄型ナロー」の編成です。仕掛中のままだった、尾小屋ハフ1風の二軸客車を仕上げることにしました。

    まずは屋根です。この客車のオリジナルは、薄い屋根でありながら、軽いテーパーが掛かっている「丸屋根」仕様になっています。こういうのはヒートプレスで抜くのが一番楽なんですが、ワンショットなので、ヒートプレス用の型を作る手間で屋根が出来上がっちゃいます。2両目を作るつもりもないので、単純に積層プラで作ることにしました。

    しかし私は甘かった。積層プラの削り出しなんて、何年ぶりにやったか忘れちゃいましたけれど、敵は固くて加工しにくい田宮のプラ板。こいつを積層して削り出すのは豪く手間がかかるのです。忘れていましたねえ、この面倒くささ。エバーグリーンの柔らかプラ板を使うべきでした。冗談抜きで、加工に費やす時間が倍くらい変わってきます。

    結局、プラの削りカスと格闘することまる一日かけて、これだけ仕上がりました。段差のところはパテを盛りながら丁寧に消していきます。結構面倒な作業です。ああ、木製にしとけば良かったかなあ。



    うわ、写真もピンボケだ。めんどくさいのでこのままでご勘弁。

    続いて0.5φ真鍮線で、デッキの手すりを組みます。いつもの通り蒲鉾板に溝を掘って治具とし、そこに切り出した真鍮線を嵌めて半田付けします。半田付けなんてやったのも数か月ぶりです。勘が鈍りまくり。やっぱり模型はしばらく遠ざかるといけませんね。



    デッキの手すりは、床板に穴を開けて差し込み、瞬間接着剤で固めます。おっと、瞬間接着剤が切れていました。近所の100円ショップで調達しましたが、当たり前のことですが、100円ショップも売価は108円になってるんですねえ。増税めんどくせえ。

    あとは、細かいディテールアップをして、本体生地完成。



    屋根は取り外せるようにしてあります。内装も仕上げませんと。

    さて、今週末はいよいよ塗装しますかねえ。塗装も久しぶりなので、何かで予行演習しておく必要があるかもしれません。

     

    【1/80 9mm】 客車を作る(2) 尾小屋のアレ

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      さて、もう一両の客車です。
      凸凹編成が良いなと思い、2軸のデッキ付き客車を作ることにしました。

      1両目が尾小屋のホハフなので、候補は決まったようなもの。同じ尾小屋のハフ1をベースにしてデザインしてみました。
      この車は、私のバイブルともいえる、片野正巳氏の「玉軌道」にもイラストが出てきます。(ナローゲージブック1 64ページ上段に掲載)いずれ、沼尻のボハフっぽいのも作って、あのイメージを再現してみたいところです。

      やはりスケールは1/80基準にします。細かい寸法は合わせていません。
      アルモデルさんから1/87のキットが出ていますが、それより一回り以上大きくなりました。

      さて、今回は窓枠の工法を変えてみました。すなわち、窓の真ん中に入っている横桟を1本の帯材で一気通貫し、上下をコの字型に切り抜いた窓枠で挟み、窓桟を表現する方法です。
      これも、その昔、TMSに赤井哲朗氏が発表した近鉄モニ220の記事(こちらもナローゲージブック1に掲載)で紹介されたものです。このあたりの記事は穴が開くほど読んだもんです。



      今回は、プラ板にエバーグリーンの筋目板を使いました。タミヤのものより柔らかくて加工しやすいのがメリットです。窓抜きもやりやすいですね。
      ウィンドウシル、ヘッダーは同じくエバーグリーンの帯材。幕板の部分にはタミヤの0.3tを貼り、バリエーションを付けてみました。



      同様に妻板を作って箱にします。床板は1.2tプラ板からの切り出し。カプラーは1015と、標準的なスタイルです。

      下回りは、ストックの中から、KATOのチビ凸列車の貨車のものを使ってみました。これはネジ1本で外せて、しかも上面がフラットなので使いやすいのです。しいたけ君に貰ったんだっけ?
      二段リンクなのと、床下機器が着いていたりするのも客車っぽい感じです。



      ただ、オーバーハングが物凄いので、急カーブは曲がれません。ウチでは140Rを最低基準としていますが、ギリギリ何とかという感じ。

      屋根はプラ板を使ってフラットなものにしてしまいましたが、折角ですから尾小屋っぽく、薄い丸屋根に仕上げたいところです。

      さて、混合4両編成が何とか仕上がって来ました。もう少し仕上げと、ディテールアップをしたいので、塗装出来るのは2月になってからですかねえ?



      【1/80 9mm】 客車を作る(1)

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        新年あけましておめでとうございます。
        今年も、お気楽自由形鉄道模型と、プラモデル作りに励みたいと思いますので、宜しくお付き合い下さい。

        さて、昨年末から作っている国鉄ナローの気動車ですが、いよいよ塗装という段取りになりました。カラーリングは、国鉄っぽくクリームと赤のツートンにしようと思いますが、1両だけ塗るのは効率が良くありません。
        そこで、お伴に2両くらい客車を作ることにしました。下回りにNゲージのEF60を使っていることもあって、無駄に牽引力がありますから、先日作ったワフを添えて、4両編成のミキスト(Mixed Trainの略。すなわち混合列車)に仕上げようという魂胆です。

        ところが、国鉄型の客車って、重厚なデザインのものが多くて、ナローっぽくアレンジするのが難しいのです。気動車をもう一両作ろうかとも思いましたが、下回りのアテがありません。今年はなるべくお金を使わないで模型作りを楽しみたいので、素直にセミスケールの軽便客車を作ることにしました。

        さて、そうと決まれば早速図面を引きに掛かります。いつもの自作図面ソフトで罫書きを行い、プリンターでコピー用紙に印刷し、スティックのりを使って0.5tのプラ板に貼り付け、カッターナイフで切り出していきます。



        この写真で、何を作るか分かったかたは、そこそこの軽便好きとお見受けします。
        元三重交通、最終的には尾小屋鉄道のホハフ7、8となった車両。一緒にホハフ3のほうも罫書いてしまいましたが、作るのはホハフ8のほうです。

        元々は、アルモデルさんが製品化した「軽便ボギー客車A1」のようなスタイルでしたが、鋼体化?されて多少モダンなスタイルになりました。今回は、その更新後のスタイルをセミフリーで模型化します。大きさは約1/80で設計してみました。

        このクルマ、昔から作りたかったのですが、ネックはバス窓。二段窓の上側がHゴムで嵌め殺しになっているスタイルを「バス窓」と称しますが、これって自作するの結構大変なんですよね。したがって、どうしても二の足を踏んでしまいます。
        バス窓の自作方法は色々ありますが、今回は単純に、薄いプラ板を貼り重ね、淵を残すようにして中をくり抜く方法にしました。これは、その昔、「旧型国電作品集」でTMS誌上を飾った西尾博保・高田正彦両氏の工法を真似たものです。
        両氏の作品はペーパー製でしたが、この工法ならばプラにも応用が利きます。
        出来れば、0.2tのプラペーパーを使いたかったのですが、在庫がなく、0.3tプラ板にしてあります。少しオーバー気味な表現になってしまいますが、このくらいのほうが自作っぽい感じになって良いようにも思います。
        プラなので、両氏の作例のように丸ノミで肩を落とすのではなく、ピンバイスで四隅に穴を開けて、カッターでくり抜いたあと、やすりで仕上げています。片面4か所。戸袋窓が2か所の計6か所×2と、妻板の3か所×2で、合計18か所になります。
        さすがに疲れました。バス窓がずらっと並ぶ、スタンダードゲージのキハ17とか、とてもじゃないけど作れませんねえ。



        側板と妻板を作ったら箱にして、床板に接着。今回は、気動車同様、屋根を取り外し式にしようと思います。というか、これがウチの標準的工法になっています。
        台車には、秘蔵の杉山製アーチバーを驕り、カプラーはいつものマグネマティック1015です。屋根は朴材からの削り出しとしますが、これは後ほど。



        あっという間にここまで出来上がりました。さて、もう一両は別の客車を作ってみたいと思います。
         

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