なかおゆたか氏のこと

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    70年代のTMSで色々な記事を書かれていた、なかおゆたか氏が亡くなられたそうである。

    氏の記事では、アダチD51のバラキット組み立ての連載や、客車のディテールアップ記事など、丁寧で初心者にも分かりやすい記事が印象的であったが、それよりも何よりも、折込図面の筆者という印象が強い。

    70年代のTMSには隔月くらいで、実物写真と1/80スケールの折込図面が掲載されていて、随分と模型製作意欲を掻き立てられたものだった。EF50なんていう機関車を知ったのも、最初に買ったTMSの図面だった。(以来、国鉄EF級電機で一番好きなのがEF50だったりする。あの、英国生まれの洒落たスタイルが戦艦金剛みたいでカッコ良いんデスネー!)

    日本の車両スタイルブックは全て氏の筆によるもので、あそこから採寸して模型化させて貰った車両や、図面にインスピレーションを得て制作した自由形車両など、随分と参考にさせて貰ったものである。

    最近知ったことだが、例の「西桑名事件」でTMS破いちゃったのが氏だったそうで、大人げないなあと思う反面、几帳面さから来る反応だったのかもしれないと思うと、妙に納得するものがあった。

    80年代になって、ばったりと筆を止められてしまったようで、軽便アンテナさんの指摘にある通り、リアルで記事を読んでいた世代は我々が最後くらいであろう。

    ご本名は中尾豊氏であるが、誌上では平仮名で「なかおゆたか」と表記されていたのも印象的だった。読めない名前ではないから、平仮名にする必要もないと思うのだけれども、何か拘りでもあったのかな?

    今日は、久々に日本の車両スタイルブックでも読み返してみますかね。


     


    レベルカラーの話

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      前回に引き続き、昔の塗料の話です。

      クレオスのホームページで、Mr.カラー40年のあゆみ という特集記事が連載されています。

      大変興味深く読ませて頂いているのですが、第4回の記事で衝撃的な事実が明らかになりました。
      レベルカラーは、1973年に初めて国産の模型用塗料を開発し、販売したというのです。

      これは少し誤解を生みそうな気がしました。何故なら、レベルカラーは、それ以前から売られているからです。従って、72年までのレベルカラーは輸入塗料で、73年に国産化され、市場に出回ったものと思われます。

      しかしながら、模型雑誌の記事等で、それに触れているものは記憶が無く、少なくとも私が調べた月刊モデルアート誌(以後MA誌と略す)で、それが取り上げられた事は無かったと思います。折角良いものを国産化出来たのですから、もう少し宣伝しても良かったような気がしますが。

      70年頃には、プラモデル雑誌と呼べるものはMA誌しかありませんでした。ほぼ同時期に創刊されたホビージャパン誌(以後HJ誌と略す)は、ミニカー雑誌で、プラモデル紹介を始めたのは73年から74年頃の事です。その後、HJ誌はミリタリー中心のプラモデル雑誌になりますが、80年代になって、いわゆるガンプラ系のSFものを取り扱い出し、現在はフィギュア系も絡めた雑誌に変貌しているのはご存じのとおりです。

      従って、プラモデルの情報は、70年代中頃までは、MA誌のみでしか拾えません。尤も、鉄道模型も1976年に「とれいん」が刊行されるまでは、ほぼTMSだけと言って良い状態でしたので、鉄模もプラモも似たような状況だったわけです。

      従って、この時代、プラモデルに関する情報を取得するのは、なかなか困難な事になっています。

      我が家では父がMA誌、HJ誌ともに愛読していて、創刊号から80年くらいまで、ほぼ揃っていたのですが、15年ほど前に引っ越ししたときにすべて処分してしまいました。その際、幾つか私がサルベージしておいた本が残っていますので、これを主体にして当時の記憶を掘り起こしてみたいと思います。

      さて、そんなわけで、ここからは推測の域を出ませんが、幾つか気が付いた事がありますので、それを書いて行こうと思います。

      【発売当初は30色】

      ネットを探しても、これに言及しているようなサイトは、ほとんど見かけませんので、少し詳しくまとめてみましょう。発売開始がいつだったのかは分かりませんが、手持ちのMA誌を読めば、少なくとも1968年にはレベルカラーが発売されていました。

      当時のMA誌のレベルの広告に、制作の手引きみたいな記事が出ているのですが、そこにレベルカラー番号の指定があります。



      <レベル広告裏面に記載された、カラー調合指定>

      また、前回も書きましたが、発売当初は1番ホワイトから30番フラットベースまでの30色でした。1969年の12月に、31番軍艦色1(アメリカ海軍)、32番軍艦色2(日本海軍)、33番艶消しブラックが追加になり、その後も徐々にカラーリングを増やし、71年には50色、1972年には60色、その後72色になります。



      <MA誌1969年12月号広告より引用>

      この時点で、すでに缶スプレーが登場していますね。さらに1971年には、プロスプレーが登場し、それに合わせてマスキングゾルやレベルカラー専用筆なども発売になっています。



      <MA誌1971年1月号広告より引用>


      【瓶のデザイン】

      では、輸入版レベルカラーとはどんなものだったのでしょう。個人的なイメージとしては、輸入版レベルカラーと国産レベルカラーで、瓶の見た目には殆ど違いがありませんでした。
      実物の手持ちがないので、ネットで画像を調べてみたところ、桜山軽便さんのページに辿り着きました。

      http://s.webry.info/sp/sakurayamalr.at.webry.info/201510/article_14.html

      ここに出ている、「郡是産業物資部」の瓶が、一番古いものになります。実は、さらに最初期の瓶は、塗料の中身の色に関係なく、蓋が全部白でした。

      ラベルのRevellロゴが古く、色名称の位置が右横なものが初期です。

      色名称が番号の下に書かれるようになり、注意書きが増えたものは、72年くらいに登場していますが、クレオスの説明によれば、この頃はまだ輸入塗料を使っていたという事になりますね。

      瓶の蓋の上面にはレベルのロゴが刻印されていました。これにも、Revell Color表記のものと、Revellのみのものがあります。

      一方、瓶の底にもRevellの文字が刻印されていますが、途中からグンサンに代わっています。おそらく、このグンサンになる少し前くらいが、国産化の始まりと思って良いでしょうか。

      最終的に、グンゼはレベルと提携が切れ、レベルカラーはタカラが販売することになりますが、この際に、瓶のデザインが一新されます。赤・黄・青の三原色が斜め線になり、TAKARAの文字が入ります。

      タカラ時代にも瓶の変遷があり、初期タカラは蓋が長くて、収納に困った記憶があります。すぐに旧グンゼレベルと同じ長さに戻りましたが、あれは何だったんでしょう。クレームが来たんですかね?

      瓶のサイズはグンゼ時代と同じですが、瓶の底にはTAKARAの文字が入っていました。

      この時代、グンゼはMr.カラーを発売し、出直しますが、TAKARAとの併売になります。中身は同じ藤倉化成製だったのでしょうか?それとも、東邦化研などの他のメーカーに変わっていたのでしょうか?

      古い瓶は、15年前に実家が引っ越ししたときに全部処分してしまったので、実物写真を掲示出来ないのが残念ですが、分かる範囲で表にしてみました。
       

      時期 ラベル ロゴ 販売元 製造
      発売当初 縦3色 旧レベルロゴ
      色名称横
      Revell Color
      最初期の蓋は白
      Revell 郡是産業物資部 輸入
      1972年頃 レベルロゴ
      色名称下
      Revell Color グンゼ産業物資部
      1973年頃 グンゼ産業レベル部 国産
      1975年頃 Revell グンサン グンゼ産業
      1977年頃 斜3色 Revellタカラ併記 Revell
      蓋の高さが高い
      Revell タカラ 不明
      1978年頃 TAKARA TAKARA

       


      【シンナー問題】

      1972年、いわゆる「シンナー遊び」が問題になり、トルエンやキシレンが含有されているシンナーの販売が規制されるようになりました。子供が購入できるプラモデル用シンナーは、シンナー遊びには最適なアイテムとされていましたので、これに対する対策が講じられました。

      それまでのレベルシンナーから、レベルうすめ液に名称変更されると同時に、成分も変わったものと思われます。



      <MA誌掲載記事に載っていた各社のシンナー瓶。レベルの瓶にシンナーの文字が読み取れます>

      私はこの時点で、まずシンナーが輸入塗料から国産になったのではないかと推測します。

      クレオスの記事によれば、国産化を行ったのは藤倉化成。その沿革を見ると、1972年の2月に、米国レッドスポット社とプラスチック用塗料の技術提携を行っていますが、おそらくこれが国産レベルカラー誕生の基点になるのでしょう。

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      ここまでレベルカラーについて語ってしまうのは、やはり私が最初に使って、Mr.カラーになって以降も一番長く使い続けてきた塗料だからに他なりません。

      さて、今回、この記事を書くにあたり、家の古いMA誌を読んでいたら、こんな広告を見つけました。



      1969年12月号掲載の広告です。

      トミーナインゲージ。ナインスケールになる前、バックマンかアトラスあたりを輸入販売していたものと思われます。GP40とF9ですから、アメリカ型ですね。給炭塔や駅舎などのアクセサリー類が充実していたのも、Nゲージがレイアウト指向の模型として始まっていたことを裏付けしていますね。



      もうひとつ、これも同誌からの広告ですが、マルサンプラカラーの広告になります。
      東邦化研が直接広告を出していたのは気づきませんでした。前回、東邦化研は広告を出していなかったなどと書きましたが、訂正します。その後モデルカラー時代にも小さな広告をMA誌に出していました。私は全く気付かなかったのと、懇意にしていた模型店がレベルカラー派だったので、モデルカラーとは縁が無かったという事でしょう。

      古いMA誌を読んでいると、小中学生時代に戻ったような不思議な感覚になります。鉄道模型ファンにも楽しんで貰える記事などもあり、また機会があったら紹介したいと思います。




       

       


      レベルカラーの思い出(模型塗料史を兼ねて)

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        うかいさんのツイートが気になって、ちょっと昔の記憶をほじくり出してまとめてみたら、例によって超長くなってしまったので、ブログのほうでまとめることにしました。

        父がプラモデラーだったので、かなり昔から我が家には模型用塗料が豊富にあり、私もそれを使わせてもらっていました。一部記憶が曖昧な部分もありますので、間違っている部分もあるかもしれませんがご容赦ください。



        プラモデル用の塗料と言えば、60年代中頃まではハンブロール一択だったと思われます。
        ハンブロールはエナメル塗料で、伸びが良く筆塗りが可能でしたが、乾燥に時間が掛かるのがネックでした。

        国産ラッカー系塗料の嚆矢としては、やはり60年代に、マルサンのプラカラーと、イサムのプラッカー、そして、ピラーという舶来品(実は国産w)がありました。プラカラーは原色のみで、調合して使うしかありませんでしたが、ピラーには日本陸軍機用とかドイツ戦車用とか、ミリタリー用の専用塗料があり、私の父はピラーとハンブロールを併用していました。



        ピラーは当初三角形のビニール袋みたいな変な容器に入っていましたが、その後丸瓶になり、最後は角瓶になります。一部の模型の組み立て説明書には、「塗料はピラーを使うべし」などと書いてあったりしましたので、これがスタンダードカラーだったと言って良いかもしれません。



        マルサンのプラカラーは原色のみでしたが、プラシャインという銀粉がありました。原色で塗った上にプラシャシンを振りかけて擦るとメタリックになるというもの。

        イサムのプラッカーは、蓋がコルクで揮発しやすく、すぐに使わなくなってしまいました。



        それ以外にはマメラッカーという塗料がありましたが、これはプラを侵食するのでプラモデルには使えず、鉄道模型やソリッドモデルに使用していました。マメラッカーのサーフェサーは、他に代替品が無かったので重宝しました。マメラッカーという名前が示すとおり、小さな容器だったのですが、後年、マメラッカーダイという、極めて矛盾した名前の大きな缶が出てきて、サーフェサーは殆どこれ一択でした。



        いわゆるエアブラシは、模型に使えるものはピースコンなどの高価な海外品しかなく、我々貧乏人用には、百万人のハンドスプレーという手押し式のスプレーがありました。これもマメラッカーの会社(島田塗料)が作っていました。エスクマ印という商標です。

        「百万人」では模型を塗るのには少しノズルが太すぎたので、改造して細いノズルをハンダ付けして使っていました。これはもう高校時代になってからなので、77年ごろと思います。



        プラモデル界の塗料の革命になったのは1965年に登場したレベルカラーです。ラッカー系の塗料で非常に使いやすく、あっという間にプラモデル用塗料のデファクトスタンダードになってしまいました。

        当初は全30色だったと思います。1番のホワイトに始まり、銀が8番、30番がフラットベースだったので、番号は今のMRカラーと同じでしょう。最初のレベルカラーは蓋が全部白で、見分けるために蓋に中の色を塗ったり、マジックで番号を書いていたりしました。当時、レベルカラーには12本入りのケースがあり、蓋つきの発泡スチロールでした。これが便利で、懇意にしている模型屋さんで箱だけ貰って、これに収納していました。



        また、初心者向けにレベルカラーセットという商品があって、これは、今のタミヤカラーみたいな小瓶にフラットベースを含めた原色10色のセットとシンナー、調色用塗料皿、筆がセットになっていたものです。父は最初にこれを買って使っていました。

        その後、タミヤのミリタリーミニチュアシリーズ、静岡四社によるウォーターラインシリーズが始まって、戦車色や軍艦色を加えて全60色となり、さらに全72色にまで拡大しました。



        プラカラーが市場から消えてからしばらくして、モデルカラーという塗料が出てきました。これはプラカラーと同じメーカーの製品だったそうですが、色ナンバーがレベルカラーと一緒、容器がハンブロールと一緒という商品でした。量が少なかったのと、レベルカラーと違って、ほとんど模型雑誌への広告などを出していなかったのが敗因だったでしょうか?



        ちなみに、この頃のレベルのプラモデルのパッケージには、こんな表示が付いていました。これを見て、必要なレベルカラーを買って作れば良いという事ですね。この番号でハンブロールを買ってしまうと、とんでもないことになります(笑)。



        フジミは敢えて、モデルカラーで指定していたのが笑えます。色番号が同じなので、レベルでもモデルカラーでも使えるというのは便利でした。



        同様に、すぐに消えていった塗料にバンダイから発売されていたモノグラムカラーというのがありました。バンダイがモノグラム社と提携してプラモデルを販売していた時期に売られていた塗料で、これもラッカー系だったので、レベルカラーと混ぜて使えたと思います。全60色で、レベルカラーには無い色などがあり、幾つか使っていたのですが、いつの間にか無くなってしまいました。



        70年代中頃、レベルはレペという水性塗料全30色を発売します。泡立ちやすく、乾燥しにくくて、べとべとするので使いにくい塗料でした。レペはグンゼとレベルの提携解消後ホッペになり、そのうち無くなってしまいました。今のクレオス水性塗料とは明らかに違うものです。



        それと前後して、タミヤがパクトラと提携し、パクトラタミヤというエナメル系塗料を発売します。パクトラは伸びも光沢もハンブロールには敵わず、カーモデルの筆塗りなどは相変わらずハンブロールのグロス一択という感じでした。今でもタミヤからはエナメル塗料が出ていますが、パクトラ提携時代のものとは違うものになっています。



        レベルとグンゼの提携解消後、レベルのプラモデルがタカラから販売されることになりましたが、レベルカラーもタカラに移り、タカラレベルとタカラレペになります。当初パッケージはグンゼ時代と同じもので、その後、旧来の縦三色のレベル模様を斜めにデザインしたものに変更されました。瓶の蓋もレベル表記のままでしたが、あるロットからTAKARAの文字だけになり、その後消滅します。



        1977年、Mr.カラーが登場し、レベルカラーと併売していたように思います。タカラがレベルとの提携を解消してレベルカラーが無くなり、ラッカー系はMr.カラー一択となり、ガイアカラーが登場するまで、ラッカー系はMr.カラーの独占状態にありました、その後、容器が変わり、容量が少なくなりました。瓶の蓋の恰好が独特で、蓋が開けやすくなっていましたが、重ねて置くのには不向きで、近年、普通の蓋に戻っています。

        レベルカラーとMr.カラーは、同じスチロール系塗料だったので混色出来ましたが、溶剤が違っていたように記憶しています。何となく違う匂いがしました。もっとも、最初期のレベルカラーのレベルシンナーは、いわゆる「アンパン」用に重宝されたハードシンナーで、これはガチでヤバかった記憶があります(苦笑)。その後、「ウスメ液」という名前になったあたりから内容が変更され、匂いもだいぶ変わりました。

        その後は皆さんご存知のとおりです。グンゼ産業は2001年にGSIクレオスに社名変更し、今年でMr.カラー誕生40周年を迎えるそうです。


        「猫屋線」並走させる本線は?

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          昨年の軽便祭のイベントで、尊敬する和久田恵一さんの公演を聴きました。
          この時、幾つか心に残るキーワードがあったのですが、そのひとつが「本線あってこそのナロー」でした。

          現在作っているレイアウトは、軽便オンリーですが、いずれ延長させる部分では、本線との並走みたいなシーンも考えています。

          まだ現在のレイアウトの完成すら見えていない状態ですが、この先を見据えて、本線をどうするか、という事について少し考えてみたいと思います。

          1/87スケールでやっているかたなら、本線も1/87にしたいでしょうねえ。そうなると、国鉄型なら12mmになるんでしょうか。系列会社の本線(近鉄名古屋線と北勢線みたいな感じ)なら16.5mmでも良いと思います。でも、12mmは高いですよね。ちょっと手も足も出ない感じです。

          しかし、猫屋線の登場で、1/80スケールのナローに再興の気配が出てきています。今後トミーテックがどういう展開を考えるか不明ですが、1/80の本線となれば、やはり1/80 16.5mmを選択したいですね。13mmもありますが、猫屋線のフリーランス展開という特殊性を考えれば、ここは16.5mmで良いのではないかと思っています。

          猫屋線のベースとなったと思われる尾小屋鉄道のイメージだと、並走するのは北陸本線です。

          EF81、ED75、583系、485系、455系、キハ82系、キハ58・55系、キハ52、10系客車、20系客車といった感じでしょうか。いずれもトミックスやKATOのプラ製品で揃います。

          非電化路線を考えるなら、DF50、キハ10系、C58、C56、C11あたりが良いですかね?

          同系列の本線というイメージにするのはちょっと難しいかな?本気でHOスタンダードにのめり込むならそれもありでしょうけれど、軽便の余技にするには少し荷が重い。

          軽便王国と考えて、実は系列の本線のほうが小規模な鉄道、というイメージも面白いでしょう。そうすると、トミックスの私鉄電車(名鉄や琴電)、南部縦貫レールバス、なんていう選択肢も出てきます。或いは、アルモデルのフリーランス製品でも良いかもしれません。

          完全なストラクチャーと割り切って設置するのであれば、プラ完成品をウェザリングするなどしてホームに併設するか、並行する線路を敷いてその上に置いておく。その程度でも面白いかもしれません。

          その前提で、国鉄型に絞って候補を決めると、やはり短い編成でも様になる気動車でしょうか。
          2両程度でもまとまるのが気動車の良いところ。KATOのキハ58系一択。モーター無しで1両7000円。これを2両買って、ストラクチャーとして設置するのが現実的でしょうか。片方をマイクロエースのキハ52にしてもいいなあ。天プラは素晴らしいのですが、価格的に合いません。

          おや、肝心のトミックス製品がありませんね。

          トミックスHOで合わせるなら、EF81またはDF50に貨車。客車だと10系くらいですか。ただ、機関車+客車だと、最低限でも5両編成くらいないと恰好が付きません。あとは455系3連がギリギリのところですかね。それ以上になると予算的にも重荷になります。

          そこで、トミックスには是非、猫屋線つながりでHOのキハ58系(非パノラミックウィンドウ・非冷房)を作って欲しいと思うのですよ。KATOとはバッティングしませんし、HOモデラーの方々も非パノラミックのキハ58系非冷房タイプは嬉しいと思うのですが。

          どんなもんでしょうねえ?



          野良モデラーの話。

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            プラモデルの人を中心に、「野良モデラー」なる言葉が流行っている?のを知った。
            その意味は、サークルに属さず一人で活動している人を指すようだ。

            しかも、「野良モデラーにはロクなヤツがいない」んだそうな。

            恐らく、「サークルに属してお互いの作品を批評しあうなどして切磋琢磨せず、一人で模型を作って自己満足に浸るようなヤツはろくでもない。」という意味なんだと思う。

            ある意味それは正しいとも言えるけれども、インターネットが発展して、サークルなんかに属さなくても幾らでも作品の発表機会があり、しかもそれに対する第三者の厳しい批評を受けやすい状況にある現在では、サークル活動に入る意味などあまりないのではないかと思う。

            要するに本人の意識次第、という事だ。

            ***

            私は模型作りに正解など無いと思っている。
            正確で緻密な模型を作ると、素人受けも良いし目立つので、基本的にはその方向が正しいようにも見える。だが、基礎がしっかりしていれば素組でも良いと思うし、極端に言えば塗装なんかしなくてもいい。

            もっと言うならば、他人に見せられないような酷い出来の作品でも良い。本人が楽しんで作ったものであるのなら、それで十分ではないか。

            ただ、人は作ったものを他人に見て貰いたいという欲求が出てくることがある。その時、色々な批判を受けるだろう。それを受け止めて改善していくか、分かっていないと拒否していくかも、その人の自由だ。

            だが、サークルに入ってしまうと、それは通用しなくなる。

            サークルには色があり、方向性がある。そして、サークルを仕切る人物がいる。
            その人のお眼鏡に叶うように指導され、作品の作り方にも言及されていく。
            サークルが仲良し集団であるならば、その批評は甘いものになってくるだろうし、仕切り屋のワンマン集団であれば、その人間の意にそぐわない作品は激しく糾弾されていくだろう。

            私はそれを由しとしない。

            私がサークル活動を嫌う理由は、自分自身がかなり飽きっぽい性格である、という事も関係している。そういう団体に参加してしまうと、ノルマが課せられてしまうが、それが一番嫌い。仕切り屋さんからあれこれ注文を付けられるのも嫌い。
            作りたくもない模型を嫌々作るのは、模型に対する冒涜であろう。作りたくないものを無理やり作るんなら、積みプラにでもしておいたほうがマシだ。

            その他にも幾つか理由があって、私はプラモデルに関しては、いわゆるサークル活動はしない野良モデラーである。

            ***

            鉄道模型に関しては、ナローゲージ関係の「NGJ」というサークルに参加している。

            NGJは、ナローゲージという言葉だけで繋がっている仲間で、特に厳しい規約もないし、作るものに制約もない。参加者は皆さん大人なので楽しく交流出来ている。そこが良いと思った。

            軽便祭絡みになると、クリクラとDMCというグループに加わっている。個人的には、NGJからの派生の分科会みたいなものだという認識。

            ただ、今回の軽便祭では、DMCとしては参加しないことにした。

            それは全く個人的理由で、今回の軽便祭のDMCテーマが、私の作る模型とは一致しなかったという点だけの話である。昨年も出品できなかったし、個人的には幽霊部員という存在は自分自身が納得できないので、今回は辞退した。人間関係とかそういうややこしい問題ではない。だから、来年のテーマに共感すれば、また参加させて頂くこともあるかもしれない。(一応、来年は単独出品を考えているので分からないけれども)

            ***

            そもそも模型ってのは群れて作るようなものではないと思う。ただ、仲間の作品を見て刺激を受けたり、お互いに批評しあうという事は、悪いことではない。
            その辺りのバランスをきちんと取ってれば、サークルに入る必要はないと思うし、一人でやっているモデラーを悪しざまに貶す必要もないと思う。

            ただ、色々垣間見ていると、プラモデル系の展示会などに来る客の中には、かなり変な人が多いようなので、そういうイベントに参加するのは控えたいな、という気持ちは強い。


            トミーテックの猫屋線への期待と不安。

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              大変ご無沙汰しております。
              レイアウト作成を、牛歩戦術で進行中ですが、ここのところ色々あって、少し鉄道模型に行き詰まり、懐疑的にもなってしまって、こちらでは発表出来ないような変なプラモばかり作っている今日この頃です。

              1/87を辞めてしまったので、メーカーさんの新製品に全く興味がわかないというのもあるでしょうか。On2も全く進展なく、やっぱり1/48は自分のスケールじゃないなあと思ったり。頼みのミニトレインズもエガー路線を辞めてしまったので(4号機が出るらしいですが。出すなら3号機かスチームトラムが欲しかったんだけど)、今一つ財布のひもが緩みません。挙句の果てには小型車両オンリーで16番に復帰しようかな?などと変な事を考え出す始末。

              そんな昨今ですが、いきなり凄い事になっています。

              木曜日から始まっている静岡ホビーショーで、電撃発表がありました。

              トミーテックが鉄コレの新たな展開として、1/80 9mmの自由形ナローを始めるというのです。

              鉄道コレクション10週年企画第3弾と銘打って、2016年秋に発売。
              富井電鉄猫屋線と称し、スケールは1/80 9mmを採用。
              動力、走行化パーツは「発売中の鉄道コレクション用各種を使用」
              動力車用台車枠、客車用台車は新規作成予定。

              と、なっています。

              レポートの写真に載っている参考出品の車両を見てみますと、尾小屋のキハ1風の気動車にしたと思われる日車風のフリーランス。前面は2枚窓と3枚窓があるようです。
              これに、いわゆる軽便気動車用の台車枠と、客車用アーチバーが模型化される模様。

              スケールを1/80としたのは、全国バスコレなどを展開している以上、当然の選択と思いますが、日本の9mmナローは1/87が主体なので、そこに抵抗を示す方々もいらっしゃると思います。

              しかしながら、大手Nメーカーのナロー参入は、その昔のウエスタンリバー鉄道以来(奇しくも当時のトミーでしたね)35年ぶりくらいになるんでしょうか。それがとても嬉しいし、興味深いです。

              個人的には、1/80というスケールが大変ありがたく(そんなの私だけかもしれませんが)、久々にナローの模型を買おうという気になっているのですが(苦笑)、一方で不安も多いです。

              まず、10週年企画のひとつ、という位置づけなので単発に終わる可能性が大です。
              この流れを切らさないようにするには売上を爆発的に伸ばすしかない。みんな買え!買え!買うんだー!!

              ※(現地で友人のものぐさ太郎さんが確認してくれました。継続するかどうかは第一弾の売れ行きで決まるとのこと。みなさん、お試しでもいいので買って下さい!メジャーにナロー定着させる良いチャンス!)

              割と標準的な大人しいスタイルなので、改造のベースとしても最適と思います。
              伸ばしたり縮めたり、鮮魚台付けたり、ボンネット付けたり、二重屋根化、電車化などなど、妄想が膨らみますねえ。これだけでご飯3杯お代わりできますよ。

              価格次第と思いますが、ナローをやってみたくても二の足を踏んでいる若い世代の人たちに、何等かの訴えかけが出来れば良いかなと思っています。私が玉軌道に飛びつき、バリキットに憧れたように。

              ただ、今のNゲージャーの方々の多くが実物至上主義ですので、その方々にどこまで自由形が訴えられるかが疑問です。鉄コレは当初、自由形へのアプローチ的思想があり、必ず富井電鉄の架空塗装の車両が入っていましたが、いつの間にか廃れてしまいました。
              最近、再び富井電鉄仕様の車両が発売になっていますが、鉄コレも10年経って、初心に帰ろうとしているのでしょうか。プロトタイプとすべき車両の減少に悩んでいるのかもしれませんね。

              そこそこベースモデルのある自由形(セミフリー)というのは、中途半端なイメージがある反面、割とカスタマイズを想定しやすいという意味でも、個人がバリエーション展開するのに最適なので、継続したジャンルとして維持して欲しいと思う所です。

              初期のNゲージが、少ない素材を有効活用して、多くのモデラーさんたちが、たくさんのセミフリー車両を世に送り出していた、あの時代の雰囲気に少しでも近づいたら面白いなと思います。

              懸念事項が2点。

              既存鉄コレ動力を使うようなので、動輪径は小さいままと思います。あれが萎えるんですよ。軽便気動車の動輪は1/80だと8.5φは欲しい。三歩譲って7φ。こないだのED14の8.2φ車輪でいいんですよ。あの動力は2個買ったのですが、車体延長が出来ない構造だったのが残念です。

              ですから、動力ユニットTM-20にED14の8.2φ車輪付けてくれれば最低10セットは買いますよトミーテックさん!!

              ※これも第一弾は通常のNゲージ用動力をそのまま使うそうです。売れたら第二弾で専用動力あるかも?片ボギーとか!!

              とまあ、勝手な事を言っておりますが、そもそも動輪が小さいなどと言っている時点で、古い世代のナローゲージャーなのかもしれません。私は細かいディテールよりもプロポーション的な部分を重視しているので余計にそう思うのですが、実物を知らない世代へのアプローチなのであれば、そこまでのこだわりは必要ないのかも。

              トミーテックから車輪が出ないのであれば、某社とか某社に改造用車輪だけでも期待したいんですが、HさんTさん何とかして!!(ほぼ名指し)

              そして、もうひとつの懸念事項。鉄コレ台車のアーノルドカプラーユニットは、KATOカプラーやマグネマティックカプラーと相性が悪いのです。
              ウチの標準カプラーはマグネマティックカプラーで、一部KATOカプラーを併用しているんですが、鉄コレ台車のアーノルドカプラーユニットは簡単にこれらのカプラーと交換できない構造なので、そこが面倒ですね。

              ただ、軽便用アーチバーが比較的安価かつ容易に手に入るようになるのは有難いです。

              その意味でも、この火は消したくありません。
              一過性の記念品というだけで尻すぼみにならないよう、応援していきたいと思います。

              第二弾以降は電車がいいなあ!既存ナローファンには敬遠されがちの軽便電車ですが、Nゲージャー新規層取り込みには絶対電車だと思いますので。

              古いのすっ飛ばして、あすなろう鉄道や北勢線で良いと思うんですが、いかがなものでしょうか?

              とりあえず、秋に向かってお金貯めます。変なプラモ作ってる場合じゃない(作るけど)。

               

              模型元年

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                新年あけましておめでとうございます。

                今年は模型元年と題して、色々頑張ろうと思います。

                テーマはスチームパンク。

                スチームパンクな軽便鉄道とか戦車や飛行機を作って行けたら面白いかなあと思います。
                ますますスケールモデルからは遠ざかって行きますが、そっちはプラモデルのほうで頑張ろうかなとも思います。

                鉄道のスケールモデルはもういいや。他の皆さんに任せます。私は孤高のモデラーを目指すので(笑)

                それと、「口より手を動かせ」ですね。

                頑張ります。

                そんなわけで、今年も宜しくお願い致します。

                 

                今年も色々お世話になりました。

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                  年末には少し早いのですが、暮れは大掃除その他で手一杯なので、これが模型ブログとしては今年最後の更新になります。

                  今年は念願のレイアウト着工の年になりましたが、残念ながら後半息切れしてしまいました。
                  視力は衰えるし、体力は落ちるし、気力は続かないし。もうちょっと頑張らないといけませんね。

                  それでもレイアウトはシーナリィに着工し、今はストラクチャー制作をのんびり行っています。
                  諸般の事情で、これから完成までは、あまり公開しにくくなっていくのですが、今までにないものを目指していますので、乞うご期待といったところです。

                  車両のほうは、レイアウトに合わせて1/76スケール(というかエガーサイズ)を本格的に再開し、ミニトレインズの機関車の加工に終始しました。来年は、貨車や客車、気動車なんかも充実させていきたいです。レイアウトは来年中に目途を着けて、再来年の軽便祭に出せたらいいなと思っています。



                  今年作ったミニトレインズ改造のエガーもどき4両。

                  それと並行して、軽便電鉄とか、On18とか、自分なりの模型を楽しんでいこうと思います。

                  軽便祭は一つの目標になりますので、そこに照準を合わせていこうと思いますが、来年のDMCは明確にテーマが決まっていません。一応、候補は出ているのですが、個人的には少し思案中。実質的に2年間幽霊部員みたいなものなので、何とかしたいという思いはあるのですが、少し向かう方向が違ってきました。それは仕方ないことかなあ、とも思います。

                  鉄道模型以外では、雑多なプラモデルを作っていくつもりですが、例によってマトモなものは作らないでしょう。

                  来年の目標は、「口より手を動かす」で、頑張りたいと思います。あと、ブログの更新頻度ももう少し上げたいですねえ。最低でも週一更新くらいしないと。

                  それでは皆さん良いお年をお迎えください。

                  スワップミート同窓会

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                    最近ほとんど模型が出来ず(というか怠けているだけ?)、今年の目標がどんどん疎かになっているので、喝を入れる目的でスワップミート同窓会に行ってきました。

                    同窓会というネーミングが当事者だけ参加みたいなイメージになってしまって、多少損をしていたような気もしますが、さにあらず、午前中は大盛況だったようです。

                    単なる即売会なら行っても仕方ないと思っていたのですが、いくつか展示もあるということで、そちらを楽しみにして行きました。

                    現地入りしたのは3時過ぎ。もう、めぼしいものは売りきれていたみたいです。

                    売り物で最大の目玉と思っていたコンさんの鉄道模型社のシェイは浜リンさんがお買い上げとかで、良いところに行ったなと思います。浜リンさんなら見事に完成されることでしょう(←プレッシャーw)。

                    そのコンさんのブースでは、試作品のマルチゲージローラー運転台?を見せて貰いました。厚いベーク版に4本スリットが入っていて、ここに真鍮板が埋め込まれています。取り外し可能なローラー運転台を付け替えると、16.5mm、13mm、9mmのように複数のゲージで使えます。これはナイスアイデアですね。

                    トーマさんのブースでは、試作品のシェイを拝見。これは良い出来。是非とも買いたいところですが、お金が〜。
                    隣で展示していた菅さんのパイクには、KATOの新製品のサウンドボックスが使われていました。これ、思った以上に良いですね。これも欲しいなー。

                    そして今回の目玉。ペアーハンズさんの七軒村レイアウトを拝見!まさか実物が拝見できるとは思いませんでしたねえ。


                    そのほか、宮下さんと水野良太郎さんの秀逸なセクションレイアウト群を拝見し、ここでも幾つかのヒントを頂きました。やっぱり見えるところは室内を作らないとイカンですね。松本謙一さんの海沿いのレイアウトセクションも素晴らしいものでした。

                    ウチもがんばるぞ!ということで、イベントの後はDMCの総会。



                    シェイを肴に。



                    謎のエッチング板w

                    今年のDMCは去年の作品を満足の行くまで仕上げようということで決定。
                    今年もモジュールを作れそうにない私は車両とフィギュアで頑張れればいいかなと思います。
                    隣の炭鉱のアレでも作りますかねえ。

                    今年の抱負

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                      というわけで、2015年になりました。
                      喪中につき新年の(以下略)

                      さて、今年は昨年中途半端だった分、模型作りに精を出そうと思います。

                      まず、プラモデルのほうは陸・海・空全てをやっつけます。
                      陸は大量の積みプラの消化とジオラマ作り。
                      海は1/700駆逐艦を5隻くらい作れたらいいなと思います。
                      空は1/72航空機をメインで。

                      とりあえず、陸モノから着手ですが、それは明日からのお題。

                      昨年後半、完全休業だった鉄道模型も再開します。
                      今年は、かねてからの目標だった固定式レイアウトに着工します。

                      確保できたスペースは900×800。ここにエンドレスの9mmナローを敷きます。
                      スケールは1/76とし、1/72〜1/80くらいの車両を作っていきます。
                      このため、1/87は一部ギアードロコなどを除いて撤退です。

                      詳細は明後日くらいからボチボチと書いていこうと思いますので、宜しくお願いします。

                       


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