猫屋線改造(その9) 安物買いの・・・

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    週末になると雨でテンション上がりませんね。
    捲土重来、日曜日の朝から塗装のレタッチを開始したのですが、、、

    近鉄タイプのパンタグラフを片方引っ掛けて壊してしまいました。



    無残です。シューのヒンジがプラ製なんですが、ここが折れてしまって再生不可能。いやはや、安物買いの銭失いとは、まさにこういう事ですねえ。見た目が蜘蛛みたいなフォルムなので、これは別の用途に使います(苦笑)。

    で、家じゅうひっくり返して、以前作った作品で、作り直しを予定している車両からパンタを2丁引っ剥がして再利用。エンドウのPS−17だと思います。やっぱりパンタグラフはある程度丈夫なものを使うべきですね。

    てなワケで、紆余曲折あったものの、ようやく完成の運びとなりました。厳密にはヘッドライトレンズと窓セルを入れて完成ですが、まあここまで来れば、ほぼ完成でもいいでしょう。

    近鉄タイプ「デハニ220」





    近鉄モニ220に近いスタイルの合造車。11m級の車体に大きなパンタグラフを2丁乗せた、堂々としたスタイル。半鋼製の溶接車体ですが、下回りは旧式の木造車からの流用で魚腹台枠。台車は新造のDT20タイプを履いています。

    栃尾タイプ「デハ209」





    日車の気動車を改造した電車。両端にデッキを配置して11m級となり、妻面中央部に梯子を付けて電気機関車のような形態。釣掛+カルダンという2種類の動力装置を持つあたりも明らかに栃尾のモハ209のパクリ。電気機関車並みの高出力で、荷物輸送にも従事します。FD7Eに似た形状の台車は自社製。空気バネっぽく見えますが気のせいです。

    いずれもレタリングは自家製デカールを使いました。ツヤを均一にしたいのでトップコートを塗ったほうが良さそうですねえ。

    何とか第2弾が出てくる前に形になりました。残りの仕掛品は第2弾と並行作業になりそうです。やれやれ。

    猫屋線第2弾 サンプル発表

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      ここのところ腰痛が悪化して集中力が持続せず、エアブラシも壊れてしまったので、ただでさえ手が遅いのが加速して何にも手つかずの状態になっています。GWまでには仕掛品を完成させたいと思っているんですが、、、

      そんな中、猫屋線第2弾の情報が入って来ました。
      ネットでトミーテック商品説明会の情報を見たところ、なかなか良い感じに仕上がっていますね。
      注目すべきは、今回、ダミーカプラーとして朝顔形が添付されているようです。



      きっちり中が抜けていますので、ピンを立てられるように加工すれば上手く使えるかもしれません。これだけでも別売パーツを用意して欲しいですねえ。

      実際に連結する側はアーノルトが付いているようですので、1編成で2個、朝顔形が入手できるようです。
      どこまで使えるかも含めて、購入次第、検討してみようと思います。

      同時に、「桜土手駅」のホームも発表されました。こちらはホームと踏切、転轍機がセットになっているようですが、うーん、という感じ。微妙なところですねえ。

      そして、サンプルはありませんでしたが、1/80の人形セットも発売されるようです。これは楽しみ!!猫屋線というくらいですから、猫のフィギュアを付けて欲しいものですが。




      猫屋線改造(その8) やっと塗装したが・・・

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        ここのところ、週末になると天気が悪くて、折角塗装の準備をしていたのですが、2回ほど見送らざるを得ませんでした。
        プラモデルと違って、鉄道模型の場合、平面が多いので、一部の車輌以外、基本的に塗装にはエアブラシが必須となります。まあ、筆で塗れないこともないのですが、仕上がりは段違いです。

        エアブラシではなく、缶スプレーでも塗れますが、意外とこれが難しい。綺麗に塗るにはそれなりのテクニックが必要ですので、仕上げをきっちり行いたいのなら、缶スプレーではなく、エアブラシの購入をお勧めしておきます。昔、プレイモデルに乗っていた塗り分けライン付き塗料みたいなものがあれば筆塗りでも良いんですがねえ(笑)。



        なお、サーフェサーなどはエアブラシの必要はないと思いますし、例えば台車や床下の塗装などは缶スプレーのほうが使い勝手が良かったりする場合もあるので、このあたりは臨機応変に。絶対エアブラシじゃないとダメ!という話ではないし、筆塗りも併せて適材適所で使いわけしたほうが良いでしょう。

        塗装の場合、塗装ブースみたいなものを持っているかたもいらっしゃいますが、私は外塗りです。工作部屋は2階なので、ベランダに出て塗装しています。室内ではシンナーの臭いが充満するために、相当換気をしないとダメなので。エアブラシはシンナーの揮発が尋常ではないので、換気をしない室内でやっていると物凄い臭いになり、健康に宜しくありません。まあ、昔のシンナーみたいにトルエンが入っているわけではないので、ラリったりはしませんが。

        集合住宅だと、逆にベランダで塗装するほうが回りの家に迷惑になったりするケースもあると思いますし、埃の舞うような場所ですと、外で塗装するのは逆に良くないケースもありますね。この時期は花粉が舞っていたりするので、そのあたりも要注意です。

        外塗りなので天候に左右されるのですが、室内で塗る場合でも、湿度が高いと色が白カブりしてしまいますので、やはり天気の良い湿度の低い日に塗装するのをお勧めしたいです。

        あと、私の使っているエアブラシのコンプレッサーは30年ものの古参なので、そこそこ音がウルサイです。周囲や家族が気になるなら、値段は高いですが、消音タイプのコンプレッサーが良いと思います。こういうのは一生ものなので、幾らでも金をかけるべき。逆に言えば、音が気にならなければ安物でも十分です。
        音の問題が解決できないのなら、エアー缶という方法もあります。フロンガスだけの缶にハンドピースを直接つなげる方法です。タミヤのスプレーワーク用ならばAmazonでも買えるので、入手しやすいです。

        ハンドピースのほうは、タミヤのスプレーワークを使う場合には、プラ製の安いものではダメで、少なくともスーパーマックスとかHGエアブラシみたいな名前の本格的なものを用意してください。ハンドピースの差だけで仕上がりが格段に違います。特にNゲージのような小さなものは高級品必須です。




        但し、エアブラシを過信するのも良くないので、前述のように適材適所で。オーバーコートのクリアーとか、サーフェサーなどは私も缶を使いますし、プラモデルなどで、ランナーに付いているままの状態で下塗りするような時には缶を使う事があります。ミニカーなんかでツヤを出したい場合にはエナメル筆塗り一択。しかもハンブロールを使います。光沢仕上がりはエアブラシの比ではありません。

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        余計な講釈はこの程度にして、早速塗装です。今回、トラブルに見舞われたので焦ってしまい、作業中の写真は一切ありません。

        さて、内装をしっかり作りたいのなら、まずは内側から塗りますが、ここは最後に筆塗りしても良いと思います。ちなみに私は筆塗り派なので、この工程はカットします。

        内側を塗る場合には、室内色で塗ったあと、全面マスキングしておきます。

        次にいよいよ外側の塗装ですが、今回はツートンカラーで行きます。雀坊軽便の電鉄線の標準カラーは西武赤電色なので、まずはGMカラーのトニーベージュを塗っていきます。

        ツートン塗装のコツは、薄い色から先に塗る事と、赤系の遮蔽力の弱い色には下地塗りが重要という事でしょうか。西武赤電色の場合は、まず全体にトニーベージュを塗ります。充分に乾燥させたら、マスキングをしてローズレッドを塗ります。

        トニーベージュを塗っているときに、突然ダマのような飛沫がたくさん出てきました。乾燥してからよく見てみると、油が混入しています。それが飛沫のように車体に飛んでいました。

        今回、近鉄タイプ、栃尾タイプ、銚子タイプの3両の動力車と、ホハフ2両を塗るつもりだったのですが、銚子タイプのベージュを塗った時が一番酷くて、車体全体が油まみれになってしまいました。

        構造が分からないのですが、どうやらハンドピースの中の油漏れのようです。これは参りました。

        銚子タイプは仕方ないので洗剤で洗います。ハンドピースの漏れた油もティッシュや綿棒でふき取り、ベンジンで洗ってみましたが、完全に取れてはいません。この状態でも使えるのですが、油切れがどういう影響を及ぼすのか全く分からないので、ハンドピースは新品に買い直しです。痛い出費だなあ。

        とりあえず復活したので、近鉄タイプと栃尾タイプはローズレッドを塗り、さらに全体をマスキングして、屋根を塗りました。屋根は、以前サルベージしたスエード調スプレーの中身を薄めてエアブラシで塗っています。

        とりあえず、こんな感じになりました。



        栃尾タイプのほうは、よく見ると車体の横に丸い斑点が付いていますよね。ここが油の飛沫です。



        近鉄タイプは、塗った後でやすり跡が見つかってしまい、いずれにしてもローズレッドは再仕上の後塗り直しとならざるを得ません。



        いやはや、思わぬところで余計な出費となってしまいました。ハンドピースは安くても5〜6千円します。どうせなら良いものを買いたいのですが、猫屋線第二弾用にお金を貯めておかないといけないので、ボーナス待ちになりそうです。参ったな。



        趣味の入門書(その4)「たのしい鉄道模型」

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          小学5年生くらいになったとき、鉄道模型を始めようと思って、天賞堂に行って買ったのがTMS特集号の「たのしい鉄道模型」。再版の、小田急NSEが表紙になっているほうの本である。



          冒頭に電車や機関車の各部品の説明、車両の構造と電極の向き、ポイントの切り替え方式、はんだ付けの技法なんかの基本説明が簡便に書いてあり、これが大変役に立った。



          ウインドシル、ヘッダーなどの言葉は、この図で覚えた。床下機器に関しては、TMS300号の床下機器買い物帖がとても参考になった。あれは今でもバイブルのひとつだ。



          組み立て式お座敷レイアウト「明昌鉄道」の話から、ストラクチャー制作記事、パワーパック制作記事、コントロールボード制作記事、レールサウンドシステム、ペーパー電車製作法、石炭の積み方、天賞堂Cタンクを1C1に加工する、やさしい4−4−0の作り方など、多岐に渡った記事がとても充実していた。

          パワーパック制作記事は、容器に食パンケースを使っている。昔は買って来たパンをこういうプラスチックのケースに入れて保管していたものだが、これも絶滅したねえ。これが作りたくて食パンケースを買ってくれとねだった記憶がある。



          「ただいま電車制作中」「近鉄タイプ制作談」は、井上順二氏によるペーパー電車制作記事だが、これは本当に参考になった。データが古く、使っている紙が白マニラ紙で、近所の画材屋で聞いてみたところ、そんな紙は扱っておらず、工作につかうならこれのほうが良いと薦められたのがケント紙だった。以来、ペーパー車両はケント紙派である。

          今更なのだが、白マニラ紙ってのは、いわゆる白ボール紙だったのではないかと思う。マニラボール紙って言うしね。



          「4−4−0を作る」は、スクラッチで蒸気機関車を作っちゃおうという、とても初心者向けとは思えない記事であったが、いつかはこういうのを作りたいと思っていたものだ。

          最初に買ったものは、あまりにも読み過ぎて表紙が外れてボロボロになってしまい、TMSを処分するときにまとめて引き取って貰ったのだが、最近、思う所あって買い直したところ、収録内容に差があることに気が付いた。

          最初に私が買った時の版(第6版くらいと思われる)では、第三次オメガセントラル、安楽マニア、ホラ800、トフの記事は無く、EF57の制作記事が入っていた。NSEが表紙ではない旧版には、黄色い紙の鉄道模型入門が入っていない。

          ところが、最近購入した第5版は、その折衷本で、黄色い紙の鉄道模型入門が付加されているものの、内容は旧版のままで、EF57の制作記事が入っていない。これは新発見である。



          安楽マニアの記事が何故落とされたのか分からないが、これが残っていたら私の模型ライフは間違いなく軽便一直線だったに違いない(苦笑)、ま、遅かれ早かれその道には突入していたわけだが。

          流石に現代の視点から見ると、内容は古臭いが、入門書としては十分すぎるボリュームを感じる。こういう本を沢山出版して欲しいものだと思う。


          趣味の入門書(その3)「世界の機関車」

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            鉄道入門書の3冊目は、秋田書店の世界の機関車。



            国鉄制式蒸機の他、各国の機関車の写真がたくさん載っていて、お気に入りの本だった。



            中でも気に入っていたのがこの機関車。
            ペンシルベニア鉄道のS−1。3BB3という軸配置が珍しく、しかも流線形。物凄くカッコいいアールデコ調のデザインが大好きだった。のちに、コダックバンタムみたいなカメラを好んで集めていたことがあるのだが、間違いなくこの機関車の影響(笑)。



            この本では、各種の変形機関車もたくさん掲載されており、マレーを筆頭に、シェイ、フェアリーなどの変形機もこの本で覚えたものだった。というか、他にこういう本が無かったんだね。

             

            ユニオンパシフィックのビッグボーイも大のお気に入り。まあ、この頃から関節式とか変形機好みなのであった。後年、HOスケールの模型を買おうと思ったら、あまりにも巨大なので諦めたという経緯があったりする。

            秋田書店の、「世界の・・・」シリーズはお気に入りで、このほかに、「世界の戦車」「世界の戦闘機」「世界の軍艦」「世界の怪獣」「世界のレーサー」なんかを持っていた。
            同じシリーズで、「写真で見る連合艦隊」というのがあって、ウォーターラインシリーズの発売も重なり、一時期は軍艦マニアになったものであった。

            このあたりの秋田書店のムック本は、比較的流通量が多く、かなり長期間重版されているので、そのうち買い直したいと思っている。

            さて、私の鉄道入門書を3冊ほど紹介してきたが、これ以外にも鉄道の絵本や雑誌のようなものを持っていた記憶がある。残念ながら書名を覚えておらず、断片的な記憶しかないので紹介できないのだが、昭和40年代の趣味本といえば、まだまだこんなものであった。秋田書店のシリーズが唯一の入門書であり、それ以外は大人向けの専門書しか無かったように思う。

            さて、最後に私の鉄道模型のバイブルを紹介したいと思うが、その話はまた明日。


            趣味の入門書(その2)「Little Red Caboose」

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              2冊目の入門書は、何故か洋物で、「Little Red Caboose」という本だ。



              絵本であるが洋物なので、内容は勿論英語である。当然読めないので絵だけ楽しんでいた。絵本なので、文字が読めなくても何となく話の内容がわかる。親もそんなに英語が得意な世代ではないので、読んで貰うことは出来なかった。
              ただ、私が洋ものの鉄道、特にアメリカ型に抵抗が無いのは、この本と「世界の機関車」のおかげかもしれない。

              これも、いつのまにか無くなってしまったので、最近買い直した。昔、親しんだ絵本を手に入れるのは、独特の思いがある。

              中学生くらいになって、英語の辞書を買って貰ったので、この本を翻訳してみた。
              以下のようなあらすじになる。

              ***

              貨物列車の先頭には黒い機関車がいる。続いてボックスカー、タンク車、石炭車などが続く。そして最後には赤い小さなカブースが連なっている。

              ボックスカーやタンク車の並びは時々変わるが、カブースはいつも最後に繋がっている。




              子供たちは貨物列車が来ると手を振る。ボックスカーにも手を振る。タンク車や石炭車にも手を振る。

              でも、最後のカブースが通過するころには、みんないなくなっている。カブースには誰も手を振ってくれない。機関車になったり、貨車になれればみんな手を振ってくれるのに、自分には手を振ってくれない。機関車になりたいなあ、と、カブースは思う。

              ある時、貨物列車が長くて高い山道を登っていた。あまりにも長くて急なので、スリップして登れなくなってしまう。段々スピードが遅くなっていく。



              最後尾で必死にブレーキをかけ、列車が滑り落ちるのを食い止めていたのは、赤い小さなカブースであった。列車は何とか滑り落ちていくのを食い止められた。

              その時、下から黒い機関車2両がやってきた。カブースに繋がって、下から列車を押していく。それを見ていた森の動物たちがみんな拍手をした。

              やっと平らな道に出ると、みんなが手を振っている。今度は、カブースにも手を振ってくれている。

              赤いカブースは、今日も列車の最後に繋がっている。

              ***

              という物語である。かなり有名な絵本らしく、歌も作られているそうだ。

              この本のおかげで緩急車好きになったと言っても過言ではない。日本の緩急車、車掌車は、他の貨車同様黒く味気ないもので、カブースの赤い車体と屋根上のキューポラに憧れた。
              国鉄末期にヨ8000という、カブースっぽい外観の車掌車が登場し、これはとても好きな貨車のひとつであった。

              そういえば、突然思い出したのだけれど、幼稚園から小学校に上がる頃、我が家には鉄道模型があった。ディーゼル機関車と貨車2両とカブースで、この模型と一緒にこの絵本を買って貰ったのではないかと思う。おそらくクリスマスプレゼントか誕生日プレゼントであろう。

              今にして思えば、TTゲージくらいの大きさだったと思われる。レールはプラ製で、機関車に動力が仕込まれていたはずだ。鉄道模型というよりは、鉄道トイに近いものだと思うのだが、これがプラレールを除けば、我が家に始めて来た鉄道模型ではないかと思う。例によってガンガン走らせて壊してしまい、機関車と貨車は、そのままどこかへ行ってしまったが、カブースだけは大切に保存していた記憶がある。

              この日記を書くまですっかり忘れていた。良い事を思い出した。


              +++

              ところで、前回の日記で、東海道線をよく見ていたという話を書いたが、当時撮影した写真が出て来たので貼っておこうと思う。オリンパスペンで小学生時代に撮影したものなので、写真の出来は問わないように。



              EF65 500番台牽引の特急富士。勿論20系客車である。撮影場所は東海道線の辻堂駅、茅ケ崎寄りの踏切からだと思われる。
              横に映っているプレハブ家屋の辺りは、現在自転車屋になっている。
              その奥に、松下電器の電池工場(下請けかもしれない)があり、小学校の頃に見学に行ったりしたのだが、とっくに無くなっている。今は跨線橋が出来ているので見る影もない。

               


              趣味の入門書(その1)「きかんしゃ やえもん」

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                twitterで、趣味の入門書についての話題があったので、しばらくそれに関する話を書いていこうと思う。

                極めて個人的な話になるが、子供を対象とした入門書のようなものは殆ど読んだことが無い。総花的な「のりもの図鑑」みたいなものを持っていた記憶があるが、とても入門書とは言えない。
                子供向けの趣味に関する入門書が刊行され始めたのは70年代中頃からのような気がする。それ以前は、趣味の入門書のようなものは少なく、大抵が絵本だったのではないかと思う。

                私が最初に買った鉄道本は、「きかんしゃ やえもん」である。1959年刊で、今でも売っているから凄い。絵本は息の長い本が多いんだね。



                現代の視点で見れば、「きかんしゃトーマス」のパクリであることは一目瞭然だ。だが、著者は阿川弘之氏で、挿絵は岡部冬彦氏という本格的なもの。

                中身は、老朽化した機関車のやえもんが、新型の電気機関車にバカにされ、頭にきて煙をまき散らしながら走っていたら、沿線火事を引き起こしてしまい、スクラップにされることになってしまう。その時、交通博物館の職員の眼にとまり、博物館で保存されることになったという物語。

                モチーフは1号機関車とのことだが、挿絵を見ると鉄道作業局A8タイプである。

                これが最初の本だった。出てくるのは、やえもんの他にお供の客車。レールバスの一郎と花子(最近買い直した本では、花子ではなく「はるこ」になっている。私の勘違いか、訂正が入ったのか)、そして憎たらしい電気機関車たちであるが、ヤードにはDD12のようなディーゼル機関車も垣間見える。DD12は茅ケ崎機関区で休車状態で保管されていて、よく見に行っていたので親近感を持った。



                ただ、この絵本のおかげで、幼少期はEH10が嫌いであった(苦笑)。憎たらしい顔してるよね(笑)



                当時は東海道線の辻堂駅沿線に住んでおり、就学前は母親や祖母に連れられて、辻堂駅の東側にあった大きな踏切(踏切員がいて、手動で踏切板を下げるタイプのもの)で、飽きもせずに電車を眺めていたそうである。

                その時代の東海道線といえば、111系の他は80系と153系の普通列車が中心。勿論、非冷房の時代である。寝台列車は一番遅い上りが8時台のあさかぜ、その後11時くらいに下りの寝台急行桜島高千穂が来て、日中は157系の急行伊豆が格上げで特急あまぎとなり、準急の153系が急行に格上げとなって、東海、伊豆、おくいずといったあたりが日中何本も走っていた。夕方には下りの寝台特急さくら、みずほが通った。はやぶさは18時台だったので、ほとんど見た記憶がない。

                貨物列車牽引の電気機関車はEF10、13、15、18、60、65、66、EH10と豊富に存在した。EF61も見た記憶がある。特にEF10は、EF53のようなリベット車体の初期型、丸い鋼製車体の中期型、角ばった後期型とバリエーションが豊富で、一番好きな機関車だった。
                辻堂駅で運転停車する貨物列車があり、それをじっくり見ることが多かった。

                たまにやってくるEF18は、前輪が2個でデッキが長く、とても恰好が良かった。これがEF58の最初の姿だと知ったのは、プラモデルの説明書きだったように思う。

                EF66はコンテナ列車専用のイメージがあり、これがブルートレインを牽引したらカッコいいのになあ、と思っていたものであった。貨車はコンテナ列車の他は、ほとんどが2軸の黒貨車で、とび色のワム80000は、まだ少数派であった。有蓋緩急車がことのほか好きで、ワフ21000が一番好きだった。

                客車列車の白眉は、午前中に南下するEF58牽引の桜島高千穂で、3両目に繋がっている小さい窓がたくさん並んでいる客車(スハ44)が大好きだった。昔から渋好みなのであった。

                日中、茅ケ崎機関区から来るDD13が、辻堂駅前の関東特殊鋼業に出入りしていたのだが、おぼろげながらC12がいたのも記憶にある。しかし、その関東特殊の構内に軽便機関車がゴロゴロしていたというのは全く知らなかった。残念無念。

                DD13は、そのうちDE10に置き換わり、時々DE11なんていう変わり者もやって来ていた。騒音対策で下回りにカバーが付いていて、一目で気が付いたものだが、それは随分後になってからの話だ。

                今にして思えば、さすが東海道本線というラインナップである。新幹線開業前は、ここに151系の特急こだまが走っていたのかと思うとワクワクしたものだった。残念ながら、その記憶は残っていない。

                茅ケ崎には相模線の気動車たちがおり、主力はキハ10と16、キハ30、35であった。ごく短期間、キハ20が入ってきたこともあった。この頃、茅ケ崎機関区には休車中のDD12が6両くらい放置してあって、これの写真はたくさん撮ったのを覚えている。写真を撮っていたら、職員がやってきて、怒られるかと思ったらDD13の運転台に乗せて貰ったということもあった。おおらかな時代であった。茅ケ崎機関区にはターンテーブルが残っており、救援車のスエ38というダブルルーフ3軸ボギー客車などもあった。

                これらの知識は全て実車を見て覚えたものである。急行の名前などは時刻表で覚えた。
                車輌分類記号は、交通博物館で購入した小冊子で覚えた。表紙に167系の頭が載っている薄っぺらい本であった。いわゆるコホナオスマカみたいな記号の名称とその分類である。これは一生懸命覚えたもんだった。

                その程度の情報量でも、上記のような車両形式とかを覚えるのに、本や雑誌は必要としていなかったように思う。ひとつだけ、子供向けの乗り物図鑑のようなものに、東北本線の急行「みやぎの」の食堂車の話が載っていて、それには憧れたものだ。食堂車に対する憧れは、おそらくここから来ていると思う。何の本かさっぱり忘れてしまったのが残念である。

                ただ、我々の時代は、こんなもんだけでも、充分何とかなっていたのだ。

                今は情報過多の時代で、何でも入門書が無いとダメみたいな風潮があるが、そんなことは無いと思うなあ。たった1冊の絵本だけでも十分満足できていたのだから。

                猫屋線改造(その7)一気に3両追加。

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                  近鉄タイプの目途が着いたので、次の車両の改造に移っています。塗装はまとめて最後にやりますので、まずは加工のほうを進めていきます。近鉄で重加工をしたので、少し軽めの加工で行きたいところです。まずは、旧塗装ホハフをベースに。



                  ベンチレーターを取り、アルモデルのビューゲルを載せ、妻面に穴を開けてライトを差し込みます。
                  下回りはKATOのEF60用動力装置に、鉄コレDT11を貼り付けたもの。
                  銚子のデハ201みたいな雰囲気になりました。妻板のセンターの窓の中桟を取ってしまったほうが良いかな?余計銚子っぽくなる気もします。
                  オーバーハングがほとんど無く、カプラーをどう取り付けるかが悩みどころ。台車マウントかなあ?と思いますが。

                  続いて、以前ちょっとだけ紹介した、近鉄タイプの余りでデッチ上げた単端用ボディ。



                  ボンネットにマックを付ければ、イメージは片野正巳氏の玉軌道11号。かの車も、ひかり模型の尾小屋キハ1ベースなので、ほとんど同じような感じになります。ただ、少し短いので、リアにはアルモデルの鮮魚台を付けました。

                  下回りは仮で鉄コレTM−02をあてがいましたが、全然走らないので、別の動力装置を構想中。やっぱり片ボギーにすべきですかねえ?



                  最後は、工作中の栃尾モハ209タイプ。猫屋線キハの正面をプラ板で埋め、アダチのはしごを掛ければ、それらしい雰囲気になって来ます。こちらも動力はKATOのEF200をあてがう予定。

                  これらの車両にも前回同様、手すりを付けて完成になりますが、年度末になってきたので塗装に入れるのは4月かなあ?と思います。第二弾が出る前には完成させないと。



                  「猫屋線」並走させる本線は?

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                    昨年の軽便祭のイベントで、尊敬する和久田恵一さんの公演を聴きました。
                    この時、幾つか心に残るキーワードがあったのですが、そのひとつが「本線あってこそのナロー」でした。

                    現在作っているレイアウトは、軽便オンリーですが、いずれ延長させる部分では、本線との並走みたいなシーンも考えています。

                    まだ現在のレイアウトの完成すら見えていない状態ですが、この先を見据えて、本線をどうするか、という事について少し考えてみたいと思います。

                    1/87スケールでやっているかたなら、本線も1/87にしたいでしょうねえ。そうなると、国鉄型なら12mmになるんでしょうか。系列会社の本線(近鉄名古屋線と北勢線みたいな感じ)なら16.5mmでも良いと思います。でも、12mmは高いですよね。ちょっと手も足も出ない感じです。

                    しかし、猫屋線の登場で、1/80スケールのナローに再興の気配が出てきています。今後トミーテックがどういう展開を考えるか不明ですが、1/80の本線となれば、やはり1/80 16.5mmを選択したいですね。13mmもありますが、猫屋線のフリーランス展開という特殊性を考えれば、ここは16.5mmで良いのではないかと思っています。

                    猫屋線のベースとなったと思われる尾小屋鉄道のイメージだと、並走するのは北陸本線です。

                    EF81、ED75、583系、485系、455系、キハ82系、キハ58・55系、キハ52、10系客車、20系客車といった感じでしょうか。いずれもトミックスやKATOのプラ製品で揃います。

                    非電化路線を考えるなら、DF50、キハ10系、C58、C56、C11あたりが良いですかね?

                    同系列の本線というイメージにするのはちょっと難しいかな?本気でHOスタンダードにのめり込むならそれもありでしょうけれど、軽便の余技にするには少し荷が重い。

                    軽便王国と考えて、実は系列の本線のほうが小規模な鉄道、というイメージも面白いでしょう。そうすると、トミックスの私鉄電車(名鉄や琴電)、南部縦貫レールバス、なんていう選択肢も出てきます。或いは、アルモデルのフリーランス製品でも良いかもしれません。

                    完全なストラクチャーと割り切って設置するのであれば、プラ完成品をウェザリングするなどしてホームに併設するか、並行する線路を敷いてその上に置いておく。その程度でも面白いかもしれません。

                    その前提で、国鉄型に絞って候補を決めると、やはり短い編成でも様になる気動車でしょうか。
                    2両程度でもまとまるのが気動車の良いところ。KATOのキハ58系一択。モーター無しで1両7000円。これを2両買って、ストラクチャーとして設置するのが現実的でしょうか。片方をマイクロエースのキハ52にしてもいいなあ。天プラは素晴らしいのですが、価格的に合いません。

                    おや、肝心のトミックス製品がありませんね。

                    トミックスHOで合わせるなら、EF81またはDF50に貨車。客車だと10系くらいですか。ただ、機関車+客車だと、最低限でも5両編成くらいないと恰好が付きません。あとは455系3連がギリギリのところですかね。それ以上になると予算的にも重荷になります。

                    そこで、トミックスには是非、猫屋線つながりでHOのキハ58系(非パノラミックウィンドウ・非冷房)を作って欲しいと思うのですよ。KATOとはバッティングしませんし、HOモデラーの方々も非パノラミックのキハ58系非冷房タイプは嬉しいと思うのですが。

                    どんなもんでしょうねえ?



                    猫屋線改造(その6) 手すりの取り付け

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                      猫屋線改造の近鉄モニタイプも、スローペースながら佳境に入って来ました。

                      今日は1日かけて手すりの取り付け。



                      まずは冶具を作り、0.4ミリの真鍮線で11mm幅の手すりを作っていきます。
                      冶具があれば、同じサイズに折り曲げるのは簡単です。手すり折り曲げ用の治具は専用のものを売っていたりしますが、プラ板の余りを使って簡単に作れます。



                      ステーの長さは上を長くします。まず、車体の上側のみに穴を開け、長いほうのステーを挿しこみ、下側は現物合わせで穴を開けます。先に穴を開けてしまうと、逆にピッタリはめ込むために、折りの精度を上げなくてはなりません。現物合わせのほうが最終的に綺麗にはめ込みが出来ます。



                      片側6本、合計12本。挿しこんでから形を整えたあと、瞬間接着剤で固定。完全に固着してから裏側に飛び出しているステーを切り取ります。

                      勢い余ってパンタグラフも装着。反対側にも付ける予定にしていますので、もう少し手を掛けます。



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